公開日:2025年2月17日

「東京建築祭」がエリアを拡大して5月に開催。通常非公開の場所を含む、東京の多様な建築に触れる

会期は5月17日〜25日。上野・品川までエリアを拡大し、大学キャンパスや博物館、美術館なども加わる

国立国会図書館国際子ども図書館 外観

東京の多様な建築を楽しむイベント「東京建築祭」が、5月17日〜25日に開催される。

「東京建築祭」は、普段は入れない場所や知らなかったエピソードに触れ、建築や街を楽しむことのできるイベント。2024年に初開催され、のべ6万5千人の来場者を記録した。

2025年はプログラムを大幅拡充し、昨年の開催エリア(日本橋・京橋、大手町・丸の内・有楽町、銀座・築地)に加え、新たに、上野・本郷、神田・九段、港区までエリアを拡大。大学キャンパスや博物館、美術館などの文化施設や和風建築が加わり、特別公開やガイドツアーの件数も前年の約2〜3倍にする予定だ。

特別公開の期間は、5月24日、25日となり、通常非公開の建築や場所を無料で観覧できる。また参加建築の通常公開エリアでは、イベント期間にあわせた特別展示を実施する。さらに建築の専門家による講演やライブ配信、参加者と建築関係者、地元の人たちとの交流会も企画されている。

港区立郷土歴史館 外観
国際文化会館 外観

「東京建築祭」では5月30日までクラウドファンディングを実施中。目標金額は600万円となり、リターンには、建築家・伊東豊雄のオリジナルスケッチによる「東京建築祭2025」応援トートバッグや、伊東を迎えたキックオフイベントへの招待をはじめ、日本で数少ない本格的なセセッション様式の日本工業倶楽部会館の特別見学会、日本に現存するフランク・ロイド・ライト作品のひとつである自由学園明日館の特別貸切見学会、ジョサイア・コンドルが手がけた綱町三井倶楽部の特別見学会など、様々なプランが用意されている。クラウドファンディングの詳細はこちらから。

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