「あそびば☺とーはく!」(2024年開催)のベビーコーナーの様子
東京国立博物館では、子育て世代の人々にとってより快適で利用しやすい環境づくりを目指し、2024年7月から10月にかけて、子育て世代を対象とした来館者・非来館者調査を実施。授乳・おむつ替えスペース・子供用トイレ等の設備(ハード面)、子供向けの展示・イベント等(ソフト面)、さらには子育て世代への情報伝達経路(広報面)、館内でのルール等について、利用者の視点から改めて見直そうとしている。
そしてこの度、東京国立博物館が国内のミュージアム関係者を対象に「子育て世代の来館者・非来館者調査結果報告 シンポジウム『“未就学児”にフォーカスしたミュージアムの未来図』」を実施することとなった。日時は2月27日15:00~17:00、定員は350名で事前申込制(申し込み多数の場合は抽選。当日受付無し)。
このシンポジウムでは、調査結果を国内のミュージアム関係者に向けて公表するとともに、他館における具体的な取り組みを紹介しながら、子供、とくに未就学児にフォーカスした運営によってミュージアムがいかに変わりうるのかについてディスカッションされる。
参加するのは内海美由紀(日本大学文理学部 非常勤講師)、麻生恵子(富山県美術館 普及課長)、鳥居茜(東京都現代美術館 教育普及係長)、鈴木みどり(東京国立博物館 博物館教育課長)、江原香(東京国立博物館 広報室)、小島佳(東京国立博物館 広報室)、
会場は東京国立博物館平成館の大講堂。申し込み詳細については公式ウェブサイトを参照してほしい。