公開日:2024年1月31日

アピチャッポン初VR作品が東京に。「シアターコモンズ'24」の全プログラム詳細発表。1月31日からチケット発売開始

第8回はVRパフォーマンス、演劇、映像上映など、都内各所にて、2月29日〜3月12日に開催!

「シアターコモンズ'24」が、都内各所(日本科学未来館東京日仏学院エスパス・イマージュ、スパイラルホール、ゲーテ・インスティトゥート東京駒込倉庫)にて、2月29日〜3月12日に開催される。都市に新たな「コモンズ(共有地)」を生み出すプロジェクト・シアターコモンズは、芸術公社が企画し、今回で第8回目。演劇的想像力によって、異質なものや複数の時間が交わり、日常を異化するような対話や発見をもたらす経験を、アーティストとともに仕掛けてきた。

パンデミックを経て、世界では現在もロシアによるウクライナ侵攻、そしてパレスチナ・ガザへのイスラエル軍による侵攻が続けられている。「混沌とし、ますます見通しのきかない世界の中で、想像力の扉を開け続ける身振りとして、5人のアーティストの5つの異なる世界に飛び込んでみたい」と、シアターコモンズ実行委員長兼ディレクターの相馬千秋はステイトメントで発表。

アピチャッポン・ウィーラセタクン 太陽との対話(VR) © Jörg Baumann
Q/市原佐都子 弱法師 © Jörg Baumann

注目のプログラムは、映画監督でアーティストのアピチャッポン・ウィーラセタクンが手がけた、初のVR体験型パフォーマンス作品「太陽との対話(VR)」。VR技術によって拡張された身体や知覚で、真空の海底や洞窟にダイブするような経験ができる。また坂本龍一と谷口勝也とのコラボレーションも見どころだ。Q/市原佐都子は、ドイツの「世界演劇祭(テアター・デア・ヴェルト)」で初演した新作「弱法師」を披露する。

ナスタラン・ラザヴィ・ホラーサーニ Songs for No One-誰のためでもない歌 ©Julian Maiwald

サオダット・イズマイロボ「18,000の世界」ほか、ナスタラン・ラザヴィ・ホラーサーニ「Songs for No One-誰のためでもない歌」、イム・ミヌク「Hyper Yellow」の公演に加え、3回に渡るコモンズ・フォーラムやコモンズ・ツアーも決定している。チケット申込み受付中だ。

シアターコモンズ ’24
会期:2月29日〜3月12日
会場:東京都内複数会場
主催:シアターコモンズ実行委員会チケット発売日:1月31日12:00〜
チケット購入サイト:https://theatercommons.tokyo/ticket/
プロジェクト詳細:公式サイトをご確認ください。

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