公開日:2023年12月22日

台湾・桃園市立美術館が主催する第3回「2025桃源国際芸術賞」の作品公募期間が、2024年4月1日〜26日に決定

応募資格は、国籍、年齢、個人、団体を問わず。台湾の公的なコンクールで受賞歴のない新規の作品が対象

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台湾で最も重要な現代アートコンペティションのひとつである「桃源国際芸術賞」。2024年4月1日〜26日まで、第3回の公募が行われる。応募資格は国籍、年齢、個人、団体を問わず誰でも参加することができ、台湾の公的なコンクールで受賞歴がなく展示歴もない新作を募集する。作品公募の詳細については公式サイトから。

第3回「2025桃源国際芸術賞」に招かれた、一次選考国際審査員メンバーの陳暢、ルーベン・キーハン、金宣廷、王柏偉、呂佩怡

桃源国際芸術賞は、国際審査員を迎えて2年に1回開催されており、募集範囲を全世界に広げている。今年の国際審査員は、桃園市立美術館の館長代理である王麗娟(Wang Lijuan)が招集し、米国サンフランシスコ・アジア芸術美術館(Asian Art Museum of San Francisco)現代アート部門チーフ・キュレーターの陳暢(Abby CHEN)、オーストラリア・クイーンズランドアートギャラリー(Queensland Art Gallery | Gallery of Modern Art)アジア現代アート・キュレーターのルーベン・キーハン(Reuben KEEHAN)、韓国ソウル・アートソンジェセンター(Art Sonje Center)芸術総監の金宣廷(Sunjung KIM)、台湾デジタル芸術基金会芸術総監の王柏偉(Po-Wei WANG)、台湾台北教育大学副教授の呂佩怡(Pei-Yi LU)により一次選考が行われ、最終選考に残った作品が共同で審査される。

国際審査員メンバー 韓国ソウルのアートソンジェセンター(Art Sonje Center)芸術総監の金宣廷(Sunjung KIM) 画像提供:桃園市立美術館
国際審査員メンバー 台湾台北教育大学副教授の呂佩怡(Pei-Yi LU) 画像提供:桃園市立美術館 撮影:陳佩芸

今回は、最優秀賞である「桃源賞」の受賞者1名に賞金60万台湾ドル(約270万円)、「優選賞」の受賞者3名にそれぞれ賞金20万台湾ドル(約90万円)が贈られ、その他「遊芸賞」として台湾人参加者1名が選ばれ、国際的な視野を広げるために35万台湾ドル(約160万円)が補助される。

2026年完工予定の桃園市立美術館(青埔) 画像提供:桃園市立美術館

また現在、桃園市立美術館は様々なアートプロジェクトを通じて、将来の運営に向けて準備を進めている。2026年を完成予定とし将来台湾において重要な国際芸術交流の場となる予定だ。

2025桃源国際芸術賞

応募期間:2024年4月1日〜26日
応募要項ダウンロード:https://tmofa-tiaa.com/
桃源国際芸術賞:https://tmofa-tiaa.com/
桃園市立美術館:https://tmofa.tycg.gov.tw

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