「夜の多摩美」として20年以上親しまれてきた多摩美術大学造形表現学部が一新。上野毛キャンパスに新たな学科が2014年度春から誕生する。ひとつは美術学部統合デザイン学科。往来のジャンル区分を超え、横断的なデザインを学ぶ場の創設を目指す。注目の教授陣は豪華クリエイターが勢揃い。プロダクトデザイナーの深澤直人をはじめ、アートディレクターの永井一史や佐野研二郎、インターフェースデザイナーの中村勇吾などさまざま。一方、もうひとつ新設される演劇舞踏デザイン学科では、「演劇舞踏コース」と「劇場美術デザインコース」に分かれ、新たな舞台芸術の担い手を養成する。教授陣は劇作家・演出家の野田秀樹、舞踏家の勅使河原三郎、舞台美術家の金井勇一郎らが名を連ねる。
生まれ変わる多摩美術大学上野毛キャンパスで、新たなクリエイティブの現場が創造されることだろう。
詳細は公式ウェブサイトにて
多摩美術大学 美術学部新学科
Text: Arina Tsukada