公開日:2023年4月25日

台北の注目アートフェア「台北當代(タイペイダンダイ)」が5月開催。今年の見どころをピックアップしてご紹介!

世界各地から90のギャラリーが参加する「台北當代(タイペイダンダイ)」が5月12〜14日の3日間にわたって開催される。会場は南港展覧館(Taipei Nangang Exhibition Center)。

Courtesy of TAIPEI DANGDAI ART & IDEAS

2019年よりUBSが主催してきた台北の注目アートフェア「台北當代(タイペイダンダイ)」。今年は南港展覧館(Taipei Nangang Exhibition Center)にて、5月12日から14日まで3日間にわたって行われる。共同ディレクターは香港を拠点とするキュレーター、アートライターのロビン・ペッカム(Robin Peckham)と、アート・バーゼル香港の創設ディレクターでもあるマグナス・レンフリュー(Magnus Renfrew)。

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30の初参加を含む90のギャラリーが世界から参加

台北當代には今年90のギャラリーが参加。東アジアにおける現代アートの重要な拠点として国際的なギャラリーを紹介するとともに、台北やローカルエリアの著名ギャラリーで台北アートシーンの今を知ることもできる。日本からはアートフロントギャラリーカイカイキキギャラリーKOTARO NUKAGAMAKI Galleryミヅマアートギャラリーnca | nichido contemporary artなどが参加。

Courtesy of TAIPEI DANGDAI ART & IDEAS

ギャラリー部門に加え、今年は特別部門やパブリックプログラムにも見どころが多数。新進気鋭のアートを紹介する「Edge」、歴史を参照しながら見る者に思索を促すキュレーションが特徴の「Engage」のほか、大規模な没入型インスタレーションを紹介する「Node」など、美術展さながらのダイナミックな作品が集まる。

トークイベント「Ideas Forum」では、「The Extraterritorial(=治外法権の意)」をテーマにジョーイ・タン(Jo-ey Tang)、岩田智哉、ウォン・ビンハオ(Wong Binghao)、Sun A Moonらキュレーターや研究者17名が参加予定。

Courtesy of TAIPEI DANGDAI ART & IDEAS

ガイドツアーや特別なベジタリアン料理も

多彩な台北カルチャーに触れたいなら「Taipei Platform」へ。このコーナーでは文化従事者や出版社のスタッフ、アーティストらが上映会、ワークショップ、ポップアップイベント、特別にキュレーションされた読書エリアをオープン。想像力を刺激されること間違いなしだ。

アートフェアをじっくり楽しみたいなら、希望者を対象にガイドツアーに参加するのもいいだろう。子供連れ家族のための特別なキッズツアーもあるため、家族旅行で訪れるのもいいかもしれない。休憩には、台湾の人気飲食店「心潮飯店(sinchao RICE SHOPPE)」とコラボレーションしたポップアップダイニングへ。持続可能性をテーマにしたフェア限定のヴィーガン、ベジタリアン料理を楽しめる。

Courtesy of TAIPEI DANGDAI ART & IDEAS

コロナ禍以前のように再びアクセスがしやすくなった台北エリアで、新進アートフェアの活況を体感してみてはいかがだろうか。

台北當代(タイペイダンダイ)
会期:5月12〜14日
会場:南港展覧館(Taipei Nangang Exhibition Center)
住所:No.1, Jingmao 2nd Rd, Nangang District, Taipei City, 台湾 115
https://taipeidangdai.com/

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