表参道のスパイラルで開催された「エマージング・ディレクターズ・アートフェア 『ウルトラ006』」の前期(オクトーバー・サイド)に行ってきました。
この展示は、ギャラリーのディレクター個人で出展しているユニークなアートフェアで、2008年から毎年開催されています。各ディレクターにウォールが割り当てられていて、それぞれのディレクターの個性が強く感じられました。
もちろんその場で作品を購入することができます。また、来場者の投票によるベストウォール賞も。入場時に投票用紙をもらえるので、誰に投票しようかと考えながら展示を巡るのも面白いかもしれません。
印象的だったのは、ディレクターやアーティストが積極的に作品の説明をしてくれることでした。もちろん作品を見ているだけでも面白いのですが、作り手の背景や想いを聞きながら改めて作品を見ることで、より深く立体的に捉えることができるように感じました。
前期の展示は既に終了しましたが、後期(ノヴェンバー・サイド)は現在開催中。有名作家の展示を鑑賞するのとは一味違う、より身近なアートとの触れ合いを味わってみてはいかがでしょうか。
後期(ノヴェンバー・サイド):11月1日(金)〜11月4日(月・祝)
[TABインターン]
安田七海:東京都出身。大学院卒業後、就職したもののその後紆余曲折を経て来年から法律を学ぶ予定。アートは未知なる世界への入口と捉え、TABを活用して様々な展示へ足を運ぶ。趣味は他に読書・散歩・食。