公開日:2022年3月2日

島袋道浩が案内する国東半島1泊2日。アートな旅を3月12日、13日に開催

大分県・国東半島をアーティストとともに訪ねる

島袋道浩 首飾り – 石を持って山に登る Photo by Takashi Kubo

国東の自然と歴史に
アーティストの視点でアクセス

平安時代に岩壁に彫られた磨崖仏、鬼や精霊をお祀りする奇祭、そして山深く豊かな自然。大分県北東部に位置する国東半島には、長く続いてきた人の営み、そして謎と神秘が満ちている。そんな土地を、美術家の島袋道浩とともに旅する1泊2日のアートツアーが開催される。

本企画は、別府市を拠点に数々のアートプロジェクトを行なってきたBEPPU PROJECTが企画する「国東半島文化旅行舎」のひとつ。同団体は、これまでも大分県各所にアントニー・ゴームリーや荒井良二らの作品の恒久設置を制作・コーディネートしてきたが、2021年は島袋の4つの新作を3か所に設置。本ツアーは、それらを訪ねるだけでなく、作家のお気に入りの場所、食べ物も楽しめる。また、ツアー内では今回かぎりのスペシャルゲストを招き、シークレット・パフォーマンスも開催される。

島袋道浩 首飾り – 石を持って山に登る Photo by Takashi Kubo

現在公開されている旅程は以下のとおり。

<1日目>
※参加者各自で別府駅または大分空港へ。着後、ツアーに合流し、貸切バスで移動。

9:00 別府駅から出発

10:10 大分空港から出発。貸切バスで各地をめぐる

21:50頃 ホテルベイグランド国東に到着。同ホテルにて一泊

<2日目>

6:30 貸切バスで出発

17:00頃 大分空港に到着

18:00頃 別府駅に到着

島袋道浩 マノセ Photo by SHIMABUKU
島袋道浩 光る道 ー 階段の無い参道 Photo by SHIMABUKU

本ツアーに向けて、島袋は以下のコメントを寄せている

この2日間のツアーを1つの作品と考えながら準備をしています。僕の作品だけでなく、他の作家の作品や、僕が刺激を受けた熊野磨崖仏や富貴寺なども訪ねます。食事も僕がおいしいと思ったもの、おもしろいと思ったものを特別な場所と方法で食べてもらいたい。ゲストも呼ぼうと思っています。

土地に根付いた文化や景観を損なうことのない、さりげない方法によって介入し、思わぬ経験や気づきを立ち上げてきた島袋。彼の視点や発想を間近に見ながら、アート、人、自然の関係を考える旅になるだろう。

「国東半島文化旅行舎」では、この他にも3月中にさまざまなツアーを企画している。

島袋道浩 息吹 Photo by SHIMABUKU

アーティスト島袋道浩と行く国東半島(1泊2日)

開催日:2022年3月12日〜13日
旅行日数:2日間
旅行代金:22800円(税込)
※お1人様1室でも2名様1室でも同料金 ※お1人様でお申込の場合、1名1室利用
募集人員:20名(最少催行人員15名)
食事:朝1回、昼食2回、夕食1回
服装:トレッキングシューズやスニーカーなど歩きやすい靴を推奨
利用バス会社:エアポートシティタクシー
宿泊予定:ホテルベイグランド国東
予約受付締切:出発日の3日前まで(満席または催行中止の場合はご了承ください)
旅行企画・実施:一般社団法人 国東市観光協会(Tel. 0978-73-0962)
イベント企画:NPO法人 BEPPU PROJECT
受託販売:株式会社UNAラボラトリーズ(Tel. 092-982-7956)
https://unalabs.jp/tourism/jokn06/?fbclid=IwAR00iWK7BtNCU18qj4b44yCx4LUq3ZxAQEp7gv9L3fFaZ52odDGyjQ3KfYo

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