公開日:2025年3月25日

スタジオジブリの名場面が立体造型で蘇る。「ジブリの立体造型物展」が東京・天王洲で開催。宮﨑駿の短編上映も

東京では22年ぶりの立体造形展。『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』などの名場面が登場

公式サイトより https://rittai-ghibli.com/

ジブリの世界が目の前に

スタジオジブリ作品の魅力を立体造型物で再現する展覧会「ジブリの立体造型物展」が、5月27日から9月23日まで東京・天王洲の寺田倉庫B&C HALL/E HALLで開催される。​本展は、2003年に始まった立体造型物展の進化版であり、22年ぶりの東京での展示となる。

©︎ 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT

会場では、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』など、数々のスタジオジブリ作品の名場面が立体造型物として展示される。​

©︎ 2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM
©︎ 1994 Isao Takahata/Studio Ghibli, NH

とくに注目すべきは、『紅の豚』に登場する飛行艇サボイアS-21の大型模型で、特撮界のエキスパートである伊原弘氏が「もしも本当にあったら」という想定で制作したものである。

制作中のサボイアS-21 ©︎ 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN

海外への波及

スタジオジブリ作品がいかにして海を渡り、多くの人々の心を掴んだのか。本展ではスタジオジブリのパートナーたちを紹介しながら、北米、欧州、アジアなど各地でどのように作品を届けていったのかを辿る展示も行われる。

北米版「ハウルの動く城」ポスター  ©︎ 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT
韓国版「もののけ姫」ポスター ©︎ 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND

宮﨑駿監督の短編アニメーションを上映

また、宮﨑駿監督が2002年に制作した短編アニメーション映画『空想の空とぶ機械達』が特別上映される。​この作品は、かつて人々が空想した“空とぶ機械達”を描いたもので、上映時間は6分間である。

短編アニメーション映画『空想の空とぶ機械達』(2002) ©︎ 2002 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

ハム入りラーメンも登場

さらに、会場隣接の水上施設「T-LOTUS M」では、2年前の「金曜ロードショーとジブリ展」で話題となった「あのハム入りラーメン」が再登場する。​特典付きチケットを購入すると、この特製ラーメンを楽しむことができる。

「あのハム入りラーメン」 ※試作品

「ジブリの立体造型物展」
会期:2025年5月27日(火)~9月23日(火・祝)
時間:​9:30~20:00(最終入場19:00)※初日のみ15:00開館​
会場:​天王洲・寺田倉庫 B&C HALL/E HALL​

チケット情報
チケットは日時指定予約制で、2025年3月22日(土)12:00より販売開始。​
通常チケット:
大人1900円/中・高校生1600円/小学生1200円(税込)
特典付きチケット:
大人1900円/中・高校生2,600円/小学生2,200円
対象期間:6月27日(金)~9月23日(火・祝)
発売日:3月22日(土) 12:00 ※日時指定予約制
※販売枚数は数量限定 ※16:00入場回までの販売

詳細情報や最新の更新については、公式サイト

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