「ニンテンドーミュージアム」が京都で今秋開業へ。トランプや花札製造、ゲーム修理を行っていた宇治小倉工場をリノベーション

京都に本社がある任天堂株式会社が「ニンテンドーミュージアム」を今秋開業予定だ。5月7日に発表した「2024年3月期 決算説明資料」内にて明らかにされた。

開業地は、任天堂宇治小倉工場用地（京都府宇治市小倉町）および建屋。1969年に「宇治工場」として建設された同地は、その後、現在の宇治工場（京都府宇治市槇島町）の建設と増改築に伴い、1988年に「宇治小倉工場」へ改称。主にトランプ・花札の製造や、ゲーム機の修理業務を行っていた。2016年11月にそれらの業務を宇治工場に移管したため、用地および建屋利用が検討されていた。

任天堂は、2021年6月に宇治小倉工場をリノベーションし、過去に発売した商品を展示する資料館施設「任天堂資料館（仮称）」を発表。2023年9月に配信した動画「Nintendo Direct 2023.9.14」において、「ニンテンドーミュージアム」の名称を発表していた。