株式会社ニコン(以下ニコン)が主催する「ニコンフォトコンテスト (Nikon Photo Contest) 2022-2023」の受賞作品特別展示として、「Nikon Photo Contest Museum Park」と題して、11月24日(金)〜27日(月)の間、渋谷ストリームに展示ブースが登場する。「Play the story, Create your story.」をコンセプトに受賞作品が展示され、素敵な作品とそのストーリーに出会える場となっている。世界中のクリエイターの作品を間近で楽しめる機会となる。


「ニコンフォトコンテスト」は、「世界中の写真・動画を愛する人々が、プロフェッショ
ナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、映像文化の発展に貢献すること」
を目的に、ニコンが主催している世界最大規模の国際写真・動画コンテスト。1969年より
国際写真コンテストとして始まり、カメラと映像文化を取り巻く環境が変化するなかで
その枠を動画にも広げ、表現者を応援し続けている。
コンテストは、大きく写真部門と動画部門に分けられる。また写真部門には、単写真と組み写真のカテゴリーがある。
写真部門のテーマは「Beloved(大切なもの)」、動画部門のテーマは「Next Steps(次へのステップ)」で、持ち寄られた作品の中から審査員によって選ばれる。動画部門は時代の変化に対応し、「ショートフィルムカテゴリー」(180〜300秒)と「スーパーショートフィルムカテゴリー」(20〜40秒)という、作品の長さの違いで2つのカテゴリーが設置されている。

審査員も豪華だ。審査員長は「Visual Thinking Collective」創設者・編集者であり、「ナショナルジオグラフィック・パートナーズ」名誉写真ディレクターのサラ・リーンを筆頭に、日本からは、キュレーターの菊田樹子が参加。ほかにもインドやナイジェリア連邦共和国、バングラデシュなど、世界各国のフォトグラファーやコンテンツクリエーター、映像作家、エディターなど、幅広い経験や知識を有するメンバーが審査員に加わっている。

写真部門のグランプリには、フィリピン出身のオースティン・ガルシア(Austin Garcia)による、『Tears in the rain (雨の中の涙)』が選ばれた。フィリピン・アンゴノで開催される有名な祭り「ヒガンテス・フェスティバル」で人々が祭りを祝う混沌の中、父親にしがみついている子供の姿をとらえた作品だ。

動画部門のグランプリには、イギリス出身のジョシュ・スピンドラー(Josh Spindler)による『Margaret Gallagher is real(マーガレット・ギャラガーは実在する)』が選ばれた。一人で自給自足の生活を続け、インターネットの影響や気候変動について語るマーガレット・ギャラガーの話から、人々を世界の終わりから救う可能性のある暮らし方が垣間見える作品だ。
11月24日(金)〜27日(月)、渋谷ストリームでは受賞作品をはじめ、多摩美術大学の学生が立案したモニュメントや、過去の受賞者による新たな作品の展示、審査風景の紹介も行われる。イベント開催期間中は、軽食やドリンクが楽しめるキッチンカーも登場。アートに触れながら、ベンチでゆったりとした時間を過ごせるスポットとなっている。同時にSNSキャンペーンも実施。応募条件は3つある。Instagramへの展示イベント会場の写真撮影、ニコンフォトコンテストのInstagramアカウント@nikonphotocontestのフォロー、ハッシュタグ「#nikonphotocontest」「#NPCミュージアムパーク」をつけての投稿だ。条件をクリアした方の中から1名に、後日ニコンのミラーレスカメラ「Z fc」レンズキットが当たる。カメラ好きも、これから始めたくなった人も是非チャレンジしてみてほしい。
イベント名:「Nikon Photo Contest Museum Park」
日時:2023年11月24日(金)16:00〜20:00、25日(土)・26日(日)11:00〜20:00、27日(月)11:00〜18:30
場所:渋谷ストリーム 稲荷橋広場
入場料:無料
公式ホームページ:https://www.nikon-photocontest.com/jp/