眠らない街、東京。
日中はめまぐるしく、忙しい都会ですが、せめて夜はゆっくりと贅沢な時間に浸りたいものですね。
以前、Tokyo Art Mapで、アートを楽しめる夜営業のバーやカフェを特集した際に、選りすぐりの個性豊かなお店を紹介してくれた一人が、ヴィヴィアン佐藤さん。今回は、そんなヴィヴィアンさん推薦の、東京の夜を彩るバーやカフェを紹介します。
●ヴィヴィアン佐藤さんとは?
非建築家・アーティスト、イラストレーター、パーティイスト、ドラァグクイーン、文筆家、映画批評家、、、と様々な顔を持つ。ジャンルを横断していき独自の美意識と哲学で「トーキョー」と「現代」を乗りこなす。
[見渡せばそこは美術館!食事をしながらアートを楽しめるお店たち]
● Bar星男
新宿2丁目のギャラリーバー。壁に展示された作品は、月ごとに作家が変わります。
● 私の隠れ家
お店の名前のとおり隠れ家のような、小さな喫茶店。壁にはギャラリーとして作品が展示されています。
● Brooklyn Parlor
ジャズクラブの「ブルーノート東京」が経営しているカフェ。本屋を併設しており、企画展示も行われています。
● 馬喰町ART+EAT
作家の手作りの家具や器を使ったカフェ。ギャラリーを併設しており、展示も楽しめます。
[異国のアートも召し上がれ。外国の雰囲気が漂うカフェ]
● Cafe deca
四谷四丁目の角にあるフレンチカフェ。中には小さい展示スペースがあります。
● だあしゑんか
チェコの雰囲気が漂うカフェです。東欧のいろいろな国に関する書籍も閲覧でき、小さなギャラリースペースもあります。
[作品展示からライヴまで、ジャンルに縛られないフリーな空間]
● コミュニティセンターakta
HIV/AIDSの情報センター&フリースペース。ギャラリーも併設。待ち合わせなどにも気軽に利用できます。
● 綜合藝術茶房 喫茶茶会記
こじんまりとしたカフェバーで、三部屋からなるお店です。ライヴや展示など様々な実験的なイベントが、ほぼ毎日行われています。
● アートコンプレックス・センター
5つの独立したギャラリースペースと、地下にホールを備えています。カフェスペースは一階にあり、アートの複合施設です。
――いかがでしたでしょうか?
アート作品に囲まれて、お茶をしたりお酒を飲んだりするのは、普通のお店で過ごすのと違った贅沢な時間が流れています。
今までアートと言うと敷居が高いと思っていた方も、気軽に鑑賞ができるのも魅力です。
開催中のイベントや展示の詳細は、ホームページでぜひチェックしてみてください!
[TABインターン]
立花実咲:都内の大学にて日本文学専攻中の学生。近現代以降の文豪たちのハードな文体や日本文化の発信に興味がある。美術館や劇場に行ったり、新しい場所、ひと、ものに出会って、得たインスピレーションを文字に起こすのが好き。今一番旅に行きたい国はキューバ。