2017年、Tokyo Art BeatとしてもiPhoneアプリをリニューアルし、再起動を図った一年でもありました。
日本で一番活用していただいているアートのアプリ、さて、そのアプリ上でのユーザの人気の展覧会はなんだったのか、ランキング形式での紹介です!
Tokyo Art BeatのTwitter(2017年はおかげさまで20万フォロワーを越えました)やミューぽんのTwitter・Instagramで振り返っていきます。
Tokyo Art Beatアプリのメンバー人気ランキングから集計しました。
「行きたい」、「行った」ともダントツでの1位はダン・フレイヴィン展! 日本で長らく展示の機会がなかった大御所、そしてわかりやすい蛍光灯という素材、昼と夜とで趣の違う空間、そして「インスタ映え」にはもってこいの展覧会でした。
エスパス ルイ・ヴィトン東京で、蛍光管を扱った巨匠ダン・フレイヴィン展がスタート! 外光が射し込む昼と、東京の借景を望む夜とでまったく雰囲気の異なる静謐な空間。タトリンやジャッドへのオマージュも。入場無料、9/3まで https://t.co/2pJO089Hib #TABapp pic.twitter.com/uehy60ivLf
— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) February 2, 2017
今年は後述の草間彌生美術館開館もあり、大人気の草間彌生イヤーでした。新作の正方形のペインティングも圧巻でしたが、初期のペインティングが観られる貴重な機会でもありました。
草間彌生の集大成とも言える展覧会「わが永遠の魂」は明日から❕ 内覧会から前代未聞の大人気❕https://t.co/ltjkY3LX2r https://t.co/k0fXUEMZPy
#TABapp #わが永遠の魂 pic.twitter.com/33tJe0yd5V— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) February 21, 2017
3位:吉岡徳仁 「スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」
資生堂ギャラリー
吉岡徳仁の人気はさすが、そしてやはりここでも「インスタ映え」と言える空間が。
みなさんそろそろ今年のアート初めはお済みですか?
本日から吉岡徳仁 「スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」開催❕ 霧の中から現れる虹! 資生堂ギャラリーにて3月26日までhttps://t.co/0yyd5jobd5
#TABapp pic.twitter.com/eKf8zUeJe3— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) January 12, 2017
4位:「サンシャワー: 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」
森美術館
東南アジアの現代アートを見る。#サンシャワー展 、森美術館と国立新美術館の2館同時開催!多民族・多言語・多宗教の環境で育まれた、生き生きとした作品を見ることができます https://t.co/OAF2Bd9g4D pic.twitter.com/IG0tKbprsc
— ミューぽん (@mupon_app) July 4, 2017
5位:「N・S・ハルシャ展: チャーミングな旅」
森美術館
本日から! 南インドの伝統文化や近代化を具象も抽象も、反復も含めてユーモラスに掘り下げる「N・S・ハルシャ展: チャーミングな旅」。ミューぽんで200円引!https://t.co/F4QG2F83yZ
#TABapp #ミューぽん pic.twitter.com/ecgW4Nwyk9— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) February 4, 2017
6位:「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」
Bunkamura ザ・ミュージアム
渋谷のBunkamuraでは、写真家ソール・ライターの個展が開催中。写真はもちろん、ライターが自分の財産だと言っていたスケッチブックも展示。展示数多し! https://t.co/arzXL1V14k pic.twitter.com/xbpNWi9ony
— ミューぽん (@mupon_app) May 2, 2017
7位:「ヨコハマトリエンナーレ2017『島と星座とガラパゴス』」
横浜美術館
ここでヨコハマトリエンナーレがランクイン。ただし、「行きたい!」としたユーザのランキングではダン・フレイヴィンに次いで2位でした。やはり横浜が遠いということか、魅力が伝わらなかったか……。
今日からヨコハマトリエンナーレ2017が開催❕ 「接続」と「孤立」をテーマに、アイ・ウェイウェイやオラファー・エリアソンなども参加。もちろん #ミューぽん 適用! https://t.co/axTR7do01h pic.twitter.com/wAcoH7OXQN
— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) August 3, 2017
8位:ミュシャ 展
国立新美術館
大作の《スラヴ叙事詩》が全20点ではチェコ国外世界初公開ということで話題を集めました。
9位:「国立新美術館開館10周年 『安藤忠雄展―挑戦―』」
国立新美術館
原寸大で新たな「建築物」として建ててしまった光の教会がフォトジェニック、長蛇の列をなしていましたね。
光の教会を原寸大で再現してしまった「国立新美術館開館10周年 『安藤忠雄展―挑戦―』」本日最終日、まだ間に合う! 入場まで10分待ちとのこと
https://t.co/1tzFzuHxMO #TABアプリ #安藤忠雄 pic.twitter.com/v1HNSG80la— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) December 18, 2017
10位:ジャコメッティ 展
国立新美術館
今日からジャコメッティ展がスタート❕こんなに小さいの? と思える小品からニューヨークの広場のための大作(こちらは撮影可能📷)も。9月4日まで。https://t.co/jubyK2iRb7
#TABアプリ #TABapp pic.twitter.com/6npGsXZ0Gq— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) June 14, 2017
11位:「サンシャワー: 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」
国立新美術館
森美術館と同時開催でした。
12位:「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」
21_21 DESIGN SIGHT
Numen / For Useのビニルテープの空間、西野達のカプセルホテルなど体験型作品は大人気でしたね。
13位:「片山正通的百科全書 Life is hard… Let’s go shopping.」
東京オペラシティ アートギャラリー
インテリアデザイナー、片山正通のコレクション展がここでランクイン。アートにとどまらず、骨董、家具、CD、書籍、植物も。
デザイナー歴25年となる片山正通の膨大なコレクション展が開催❕ 書籍や家具、叢の植物からKAWS、村上隆、ライアン・ガンダーなどなどオペラシティにここまで入るのかという展示構成。サカナクション山口一郎の体験型作品もhttps://t.co/YmN7FQoKSr
#ミューぽん pic.twitter.com/JIZeV8c5tf— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) April 7, 2017
アルチンボルド展、寄せ絵になれる仕掛けも楽しめましたね。ただもうすでに展覧会のオフィシャルサイトは消えてしまっています。著作権や契約の問題もあるとはいえ、大型展の課題と言えるでしょう。
明日から #アルチンボルド展 が開催! 果物や草花、肉や魚もモチーフにし、ハプスブルク家宮廷に寵愛された画家とその時代に迫る展覧会。来場者が寄せ絵になれる仕掛けも🖼https://t.co/Oejxg3fQKY
#TABアプリ pic.twitter.com/HQbM7m3dPC— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) June 19, 2017
15位:「エリザベス ペイトン: Still life 静/生」展
原美術館(東京)
明日から!原美術館で「エリザベス ペイトン: Still life 静/生」展が始まります。憧れの存在や美しいものを透明感のある色彩で描いたペイトンの個展は日本の美術館初。小品ながらも存在感があります https://t.co/42l4uuHK0U #TABapp #ミューぽん pic.twitter.com/NMbBoUgqI5
— ミューぽん (@mupon_app) January 20, 2017
16位:エマニュエル・ソーニエ「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」
メゾンエルメス
17位:「曖昧な関係」展
メゾンエルメス
おなじみメゾン・エルメスが16、17位でランクイン。
現在NTT ICCで開催中の 坂本龍一 with 高谷史郎 「設置音楽2 IS YOUR TIME」も好評の坂本龍一の展覧会。
坂本龍一 設置音楽展がワタリウムで今日からスタート! 会場デザインは高谷史郎が担当。写真では絶対伝わらない音のよさ。ぜひ会場へ! https://t.co/LlbQE5DKMW #ミューぽん #skmt_async pic.twitter.com/OAmtyS8ZoU
— ミューぽん (@mupon_app) April 4, 2017
19位:「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』」展
東京都美術館
20位:「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」
NTTインターコミュニケーション・センター
オーラブル・アルナルズの音楽も印象的なアート+コム、中に人がいるのではと思いたくなるライゾマティクスリサーチ、対照的な2作品❕「ポエティクス/ストラクチャー」 明日まで、開館時間も嬉しい延長❕https://t.co/n8d2WhocEh
#TABapp #ミューぽん pic.twitter.com/jKLbM2TWON— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) March 19, 2017
自分の興味と違う、ビッグネームが多い、と色々な感想があるかもしれませんが、アート情報に敏感な層が活用しているアプリでの人気の傾向というのが見て取れるランキングのようにも思います。
番外編:
2017年のニュース記事でダントツのアクセス数を誇ったのは、草間彌生美術館設立の一報でした!
草間彌生美術館、今週日曜オープン🎃 11月分までチケットは売り切れですが、日本時間10月1日0時に12月分販売❗️ 日本のアートの新たな聖地、要チェック https://t.co/0Fky4GCgro #草間彌生美術館 pic.twitter.com/QLW6HDkFH2
— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) September 26, 2017
とはいえ、残念ながら公式ウェブサイトからの完全予約制で大人気のため「行った」とアプリでマークできている人は非常に少なめ。
Tokyo Art Beatのニュースで次の展覧会をお知らせをお待ちくださいませ。
なお、TAB Instagramアカウントでの人気ランキングもこんな「Kusama Year!」なベスト9でした!
2018年も引き続きTABアプリをアップデートして行きますので、みなさんのご愛顧をよろしくお願いいたします!