公開日:2024年6月4日

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」が日本科学未来館で11月開催。創建から火災被害の復興までタイムトラベルする展覧会

会期は11月6日~2月24日。世界16ヶ国で巡回されてきた体験型展覧会が、2024年12月のノートルダム大聖堂一般公開再開のタイミングに合わせて、東京で開催

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」 会場イメージ ©Histovery

日本科学未来館で、特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」11月6日~2月24日に開催される。

本展は世界遺産・ノートルダム大聖堂にある巨大なステンドグラスの壁面映写や立像模型を間近に鑑賞できるほか、「HistoPad(ヒストパッド)」と呼ばれるタブレット型専用端末を使って、大聖堂の創建時から現代までタイムトラベルする体験型の展覧会。建設時の様子や匠の技、修復作業の様子をデジタルコンテンツで体験し、大聖堂の中にいるような没入感を味わいながら、歴史の旅を満喫できる。

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」 過去の展覧会の様子  ©Histovery

パリのシテ島におよそ800年前に建築された、ゴシック建築の代表作と名高い世界遺産・ノートルダム大聖堂。パリの歴史的なシンボルである大聖堂は、2019年4月15日の火災により大きな被害を受けた。ドローンやCG分析などの最新IT技術と、熟練工の磨き抜かれた建築・美術品修復の技によって、修復作業がいまも続けられている。

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」 過去の展覧会の様子 ©Histovery

本展は、世界遺産の歴史と、大聖堂が再び光を取り戻していく様子を「HistoPad」で体験し、文化財保護の大切さを感じてもらうことを目的に、世界16ヶ国で巡回されてきた。2024年12月のノートルダム大聖堂一般公開の再開を迎えるタイミングに合わせて、東京で開催される。

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」 HistoPad(ヒストパッド) ©Histovery

会場の各所に設置されているタイムポータル(時間旅行の入口となる画像)に「HistoPad」をかざすと、大聖堂を取り巻く風景が画面上に現れる。それぞれのシーンで画面に表示されるポイントをタッチすると解説が表示され、ゲームのような体験を通してインタラクティブに、世界遺産の価値や歴史の重要性、高度な修復技術を楽しく学び、感動を共有することができる。

日本会場の特別コンテンツとして、修復作業や尖塔の再建に用いられた先端科学技術にもフォーカスが当てられている。

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」

会期:11月6日~2月24日
休館日:火曜日(2月11日開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーンa
料金:大人(19歳以上)1800円、18歳以下(中学生以上)800 円、小学生500円
※未就学児(6歳以下)無料
主催:日本科学未来館、パリ・ノートルダム大聖堂展製作委員会
共催:日本経済新聞社
協賛:日本ロレアル
企画・制作:HISTOVERY、ブレイン
後援:外務省、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、東京臨海高速鉄道、ゆりかもめ
協力:在日フランス商工会議所、日仏会館・フランス国立日本研究所、大日本印刷、東急電鉄、東京港埠頭、東北新社、はとバス、三修社
ウェブサイト: https://notredame-ar.jp/

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