公開日:2023年12月27日

マーク・レッキーの個展がエスパス ルイ・ヴィトン東京で2024年2月22日開幕。ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差を体現するアーティスト

個展「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」は2月22日から8月18日まで

マーク・レッキー Felix the Cat 2013 Installation view at Fondation Louis Vuitton (2018). © Mark Leckey Photo credits: © Fondation Louis Vuitton / Marc Domage

マークレッキーの2作品が表参道に

エスパス ルイヴィトン東京で、2024年2月22日〜8月18日まで、イギリス出身のアーティスト、マーク・レッキーによる個展「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」が開催される。

本展はフォンダシオン ルイヴィトンの所蔵コレクションを東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンにて展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環。

マーク・レッキー Fiorucci Made Me Hardcore 1999 フィルムスチル © Mark Leckey. Courtesy of the artist and Gladstone Gallery

マーク・レッキーは1964年イギリス・バーケンヘッド生まれ。ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差から、彫刻、映像、音、パフォーマンスなど多様な作品を発表している。2008年にはイギリスでもっとも権威ある現代美術賞「ターナー賞」を受賞。世界各地で国際展に参加、個展を開催するなど活躍するアーティストだ。

その作品はユースカルチャーやポップカルチャー、レイヴシーンからの引用にあふれ、そこにイギリス史や社会階級研究、ノスタルジーの感覚といったものがかけ合わされている。

本展ではエスパス ルイ・ヴィトン所蔵作品である《Fiorucci Made Me Hardcore(10周年リマスター版)》(1999-2003-2010)と《Felix the Cat》(2013)が展示されるという。表参道の街とこれらの作品がどう反響しあうのか、楽しみに待ちたい。

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