公開日:2024年9月5日

DIC川村記念美術館の存続を。千葉県佐倉市が署名活動を実施中

文化的価値、市民等の憩いの場の創出、地域経済への貢献の3点から存続を求める立場を表明

DIC川村記念美術館外観 撮影:渡邉修

運営会社のDIC株式会社より、運営見直しを受け2025年1月下旬の休館が発表されたDIC川村記念美術館。同館が立地する千葉県佐倉市が、佐倉市での存続を求める署名を発表した。

佐倉市の公式ウェブサイトでは「DIC川村記念美術館の佐倉市での存続を求める署名(私たちの願い)」と題し、文化的価値、市民等の憩いの場の創出、地域経済への貢献の3点から存続を求める立場を表明。

佐倉市ウェブサイト

「国内外からの評価も高く、芸術・自然・建築が高いレベルで調和するDIC川村記念美術館は、それ自体がひとつの『作品』であり、移転・閉館といった運営方法の見直しは、佐倉市、千葉県にとってのみならず、我が国の文化芸術の普及・発展にとっても大きな損失となります。私たちは、DIC川村記念美術館の存在価値を再確認するとともに、佐倉の地での存続を強く願い、関係者の皆さまに再考を求めるため、この署名を行うものです」と締めくくっている。

署名期間は9月5日~9月30日。オンライン、窓口(佐倉市役所 魅力推進部 文化課内)、郵送にて受け付けている。

Art Beat News

Art Beat News

Art Beat Newsでは、アート・デザインにまつわる国内外の重要なニュースをお伝えしていきます。