能登半島地震の影響で休館し、2月6日より交流(無料)ゾーンの一部が再開している金沢21世紀美術館。展覧会ゾーンを含む全館再開が6月下旬となることがわかった。
同館では天井のガラス板が落下する被害があったが、再開にあたっては全800枚のガラス板を取り外して点検が行われる。
金沢21世紀美術館広報課長の落合博晃は、Tokyo Art Beatの取材に対して以下のようなコメントを寄せている。
1月1日の能登半島地震で当館も被害を受けました。現在は交流ゾーンのみの公開ですが、夏休み前には展覧会ゾーンも合わせて公開いたします。一歩ずつですが当館も復興に向けて進んでいます。皆様が一日も早く日常を取り戻せる一助になればと思っています。
今年開館20周年を迎え、アートとエコロジーに関する展覧会を予定している同館。開館後の企画ラインアップを楽しみに待ちたい。