MORI YU GALLERY Tokyoでは、11月14日まで、アリエマキの個展『接続する海』を開催しています。
今回のインタビューでは、アリエマキさんに、作品タイトル名に多く見受けられる「M」にまつわるお話を伺いました。創作の背景となった本人の実体験も交えて、「デザイアー」「にく」「エコ」など彼女の言葉とともに、作品へと結実していく過程を辿る物語です。
– アリエマキ profile-
1977年、沖縄県生まれ。パリと沖縄を拠点に、絵画を中心とした個性的な作品、演出活動を続けている。
MORI YU GALLERY Tokyoのページ
「私はどうやら故郷の現実よりも、私の創るそれのおもかげのほうに引かれていく。いままですっかり忘れていた一番大切な時間が、そこだけ切り取られて動き続け、ゆれているかのように。ちょうど祖母の暖かい背中でゆられて、子守唄を聞いているかのような。そのイメージが、ずっと私をここへと動かし続けているようだ・・・」(アリエマキ)