ICOMホームページ(https://icomjapan.org/)より引用
明日、5月18日は「国際博物館の日」。博物館が社会に果たす役割を広く普及啓発することを目的として、ICOM(世界の博物館関係者で組織される国際博物館会議)が1977年に制定した記念日だ。これを記念して、国内の博物館・美術館では常設展の無料開放や来館者プレゼント、イベントなどが行われる。
たとえば関東エリア。東京国立博物館では常設展が無料公開。国立新美術館では、開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」では最終入場枠 (16:30~17:30) 来場の先着30名にポストカードを贈呈。また「ダミアン・ハースト 桜」では16:00以降の来場者先着30名にポストカードが贈呈されるとのこと。森美術館では一般入館料が100円引きとなる(屋上スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金)。
とくに力を入れているのが、福岡市。同市では「福岡ミュージアムウィーク2022」と題し、5月14日から22日まで、市内の文化施設が連携するデジタルスタンプラリーやワークショップなどを開催中している。
すでに応募受付は締め切っているが、東京国立博物館ではシンポジウム「博物館の力 : わたしたちを取り巻く世界を変革する」を5月22日に開催。博物館と市民社会、持続可能性、レジリエンス(強靭性)、人権、技術開発などを視野に入れ、博物館のリーダーシップについての議論が交わされるという。
こちらから博物館の日の記念事業の一覧を見ることができるほか(予定が変更されている場合もあり。来館前に各館ホームページなどで必ず確認を!)、Twitterでは #国際博物館の日 でイベント情報を発信している美術館も多くある。明日は平日だが、週末にイベントを予定している施設も多い。このチャンスに、ぜひ博物館・美術館に足を運んでみよう!