高槻芸術時間「インタールード」ティザーヴィジュアル
大阪府高槻市の市民が長年親しんできた高槻現代劇場市民会館がリニューアルし、2023年3月に高槻城公園芸術文化劇場として新たに開館する。来年の開館に向けてのプレ事業として、2022年9月17日から25日まで「高槻芸術時間『インタールード』」が行われることが発表された。

劇の幕間に上演される短い喜劇や間奏を意味する「インタールード」と名付けられた同イベントでは、土地や空間の特徴をリサーチし、パフォーマンスやインスタレーションとしてアウトプットするアーティスト梅田哲也、「冒険の書」を手にして街を歩く遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』などを手掛けるユニットorangcosongの2組が、建物と街を舞台とする新作を発表する。アーティスティック・ディレクターは山城大督(京都芸術大学)。


梅田哲也は、1964年に建てられた市民会館の歴史をリサーチし、建物内のバックヤード、舞台、和室、エントランスなどを旅するように巡ることで、懐かしい場所がはじめて見る風景へと変容させる。藤原ちからと住吉山実里によるアートコレクティブ・orangcosongは、高槻の街の調査を重ねることで生まれた『演劇クエスト』の新作を披露する。また、開催に先駆けて6月21日19:00(19:30開演)から梅田哲也、8月にはorangcosongのアーティストトークも実施される。
文化施設の建て替えという50 年に一度の「幕間(インタールード)」の時間に生まれる、特別なアートを経験してみては?


高槻城公園芸術文化劇場 開館記念 プレイベント 高槻芸術時間『インタールード』
会期:2022年9月17日~25日
会場:高槻現代劇場 市民会館(2022年7月末日で閉館)、高槻市内
休館日:9月20日
料金:無料
https://inter-lude.net/
アーティストトーク第1回 梅田哲也
開催日時:6月21日19:00(19:30開演)
会場:高槻現代劇場 市民会館 大ホール舞台(全席自由)
料金:無料(要事前申込、40名予定・先着順)
高槻現代劇場窓口、電話、ホームページで受付中
TEL:072-671-9999(月祝を除いた10:00~17:00)
WEB:https://www.takatsuki-bsj.jp/theater/
※第2回のorangcosongは8月開催を予定。詳細は随時公表