公開日:2025年3月14日

東京国立博物館で 「イマーシブシアター 新ジャポニズム」が3月開催! 高精細映像で縄文から浮世絵まで日本文化を体感 

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で蔦屋重三郎を演じる横浜流星がナビゲーターを務める。会期は3月25日〜8月3日

上野の東京国立博物館では、3月25日から8月3日まで、「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」展が開催される。

正面には、約7メートルの巨大LEDモニターが設置され、NHKの最先端技術を駆使した超高精細映像によって、同館が所蔵する貴重な文化財の世界に没入する体験が提供される。音楽は、アーティストで音楽家の蓮沼執太が担当。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で蔦屋重三郎役を演じる横浜流星がナビゲーターを務める。

会場では、よろいかぶと縄文時代の土器や土偶、古墳時代のはにわ、平安時代の絵巻、室町時代の鎧兜、さらには江戸時代の屏風や浮世絵などを、普段見ることのできない角度や大きさで展示される。また、手塚治虫高畑勲細田守などの、日本を代表する名作アニメも続々と登場。1万年以上前から受け継がれてきた日本独自の美意識が、現代の日本アニメにも共通していることを、大迫力の映像によるタイムトラベルを通じて体感できる機会となる。

3月から9月にかけて、「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」(4月22日~6月15日、同館平成館)、「浮世絵現代」(4月22日〜6月15日、同館表慶館)、「江戸☆大奥」(7月19日~9月21日、同館平成館)など、江戸をテーマにした魅力的な展示が続々と登場する予定だ。お得なセットチケットも限定販売される。

日本の歴史と文化を新たな視点で体験できる本展を楽しみにしたい。

Art Beat News

Art Beat News

Art Beat Newsでは、アート・デザインにまつわる国内外の重要なニュースをお伝えしていきます。