これまでに世界99都市を巡回し、900万人以上を動員してきた「ゴッホ・アライブ」。東京・寺田倉庫G1ビルで、2024年1月6日〜3月31日に開催が決定した。日本ではこれまでに、名古屋(2022年12月〜3月)、神戸(2023年3月〜6月)で開催され、延べ約34万人が来場。ゴッホの3000点以上の作品がイマーシブな映像として登場し、大迫力で体感できると注目を集めている。
真っ暗な広い展示室に設置された様々な大壁と床に、大迫力のゴッホの作品が投影されオランダ、パリ、アルルなどゴッホゆかりの地に誘われ、まるで自分が作品に溶け込んでいくかのような感覚を体験することができる。
最新技術のマルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、そして高精細のプロジェクターを組み合わせることで、新たな角度から作品の隅々に触れられることを可能にした。会場にはアロマの仕掛けも。フランスの田園地方の暖かさを想起させ、来場者の体験をさらに増幅させ、「五感」でゴッホ作品を体験することができる。
またゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えた解説により、ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報と彼の人生と作品について知ることができる。絵画と対峙するこれまでの鑑賞法と異なり、光と色、音によって作家の作品空間に入り込む......アートへの新しい没入体験をぜひ体感して欲しい。