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住宅街の中にひっそりと存在するビルの中のギャラリー。東京では定番の光景です。オープニングに集まる人混みが、初めて訪れる人々の目印となります。
1階は児玉画廊。以前のスペースと比べると3、4倍の広さがあります。
移転後最初の展示は、伊藤存の個展。まだ若い作家で、糸をキャンバスにあしらった作品群と、ビデオ、インスタレーションの展示。
2階は高橋コレクション。神楽坂のスペースに続いて、第二のギャラリーをここ白金にオープン。鴻池朋子の眩しく輝く展示でスタートです。
アーティストの鴻池朋子さん。彼女のインスタレーションの中で。鴻池さんのトレードマークと言える、6本足の狼が口から短剣を吹き出している様子。
高橋コレクションのサイトによると、神楽坂スペースでは常設展、白金のスペースで企画展を開催していくそうです。
3階の山本現代も、以前のスペースよりも圧倒的に大きな空間への移転となりました。
白金初の展覧会はグループ展「Dream of the Skull」。
ゲストと対話中の松宮硝子(右)。新しい山本現代には、このような繊細な作品に適した、奥に入り込んだ別スペースがあります。
Ashley Rawlings