4名のアーティストが参加するグループ展「YOU FEEL」がelephant STUDIOで開催。渋谷駅前公開作品の原画と新作を発表

渋谷・elephant STUDIOにて、EXHIBITION「YOU FEEL」が4月1日～7日に開催される。

「YOU FEEL」は、渋谷駅前を舞台にエキシビジョン・公共空間への公開・年間を通じたコラボレーションで複合展開される都市型アートプロジェクト。3月25日から1年間にわたり渋谷駅ハチ公〜マークシティを繋ぐエリア一帯の橋脚に、KAZUSA MATSUYAMA、三澤亮介、新埜康平、尾潟糧天の8点の作品が公開される。

渋谷という文化や価値観の交点に、作家の眼差しと作品を通じて向き合う純粋な感覚や感性を問う展示の内容となっている。

本展示では、渋谷駅前で公開する作品の原画の他に各作家、新作を発表する。作品の展示販売に加えて、トークセッションやパフォーマンスなどのイベントも実施される。会期中の4月6日、7日には、尾潟糧天「Between everywhere」の公開制作も実施。

本シリーズ”Between everywhere”は、禅の思想から生まれた庭園様式「枯山水」から着想を得ています。枯山水において、描かれた砂紋は水の流れや波を表します。そして、自然界の壮大さや複雑さが、石や砂といった限られた素材によってミニマルに圧縮されることで、その景色は私たちの頭の中で再び広がり、小さな庭に大きな世界を見出すことができます。

ここでは、自分の身体を「波のエネルギーの源」として、石と砂、そして霧は「エネルギーの軌跡を可視化する為の媒体」としてステージ上に砂紋を描いていきます。（プレスリリース作家コメントより）

4月3日には、EXHIBITION「YOU FEEL」公開記念トークも開催。『企業戦略としてのアート』著者の上坂真人、寺田倉庫 WHAT CAFEディレクター阿食裕子などを登壇者に、社会とアートの繋がりや、アートと企業の関わりについてトークセッションを開催する。

「YOU FEEL」は、渋⾕駅前の公共空間を舞台に一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントが 実施するアーティスト公募プラットフォーム「TYPELESS」の一環として実施。1年間かけて、様々な企画を展開していく。