以前、SNSで「恐竜は本当はモフモフでかわいい見た目だったのではないか?」という興味深い仮説を提唱する投稿を見かけました。どんな動物も骨になってしまえばいかめしく、我が家のコーギーもこの塩梅なので、なくもないかもしれません。
恐竜がトカゲのような肌質ではなく羽毛や体毛でモフモフだったら……と学術研究をいったん無視した妄想をしていたら、なんだか恐竜に親近感が湧いてきます。
恐竜の子孫と言われる生物は世界にたくさんいますが、リアルな恐竜にもぜひ会ってみたかった。犬のようにモフモフで馬のように優しい目を持つファルコン(ネバーエンディング・ストーリー)のような巨大生物だったら、良き隣人として共存できるかもしれません。
そんなことを考えていると、ずらりと並ぶ恐竜の標本もかわいらしく見え、絶滅した瞬間を想像するとえも言われぬ悲しい気分になります。
ロマン溢れる恐竜展、おすすめです!(いつか人類が絶滅したら、未来の未知の生物は私たちにどんな眼差しを向けるでしょうか)
野路千晶(編集部)
野路千晶(編集部)