公開日:2024年9月26日

琉球犬の里親になったかもしれない。我が家の保護犬を紹介します!

TABのスタッフが気の向くままに更新する日記。今回は編集部・ハイスが飼っている保護犬を紹介します。

子犬時代の太賀くん

断言しますが、私は人間より動物が好きです。ホラー映画で人間がどんなひどい目にあっても同情しませんが、犬猫にひどいことをしてしまえば、私の怒りはジョン・ウィック並です。今回はとてもかわいい野良犬が家にやってきたある冬の話をしたいと思います。

2018年12月に17歳の保護猫が息を引き取りました。10歳のときに飼い主に捨てられましたが、あれこれで17歳まで生きてくれた、とても元気な猫でした。顔が偉そうだったので「社長」と名づけていました。頭の悪いビーグル、クリスくんとも仲良しでした。

17歳の社長さんと頭空っぽのクリスくん

社長がいなくなって、クリスが寂しいかな? そう思って、里親募集サイトで友達を探し始めました。そこで目に留まったのは、毛色と模様がとても不思議な子犬でした。

里親募集サイトに載っていた太賀くん

太賀くんは宮古島で保護された野良犬です。不思議な虎柄は甲斐犬のミックスだからか、あるいは琉球犬のミックスだからか。やはり毛色が赤いので琉球犬のミックスだ!と勝手に決めましたが、沖縄で赤虎毛の琉球犬が「赤トゥラー」と呼ばれるらしくして、子犬の名前が「虎」→「タイガー」→「太賀」になりました。お正月に家に来た大きい喜びだからです。

生後6ヶ月は体重が10キロ未満でしたが、あっという間に22キロになって、長く伸びてしまい、ベリー・ロング・ボーイになりました。

ぐーっと伸びた太賀くん

あの冬から6年経ちましたが、太賀の里親になって本当に良かったと思っています。野良犬猫を何匹も飼ってきましたが、やっぱり懐いたらすごくかわいいです。通りすがりのおじさんに「顔にマジックペンで模様を書いたんですか」とたまに言われますが、我々は気にしません。普通じゃないほうが、良い!

例年件数が減少しているものの、いまだに年間多くの犬猫が全国で殺処分されてしまっています。みなさんも、保護犬猫の里親になってみませんか。きっと楽しいです。

寝ることが最高の娯楽だと考えている太賀くんのように、たくさんの子が里親を待っています!

ハイスありな(編集部)

ハイスありな(編集部)

「Tokyo Art Beat」編集部。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。研究分野はアートベース・リサーチ、パフォーマティブ社会学、映像社会学。