200年以上の歴史をもつ伝説的ノートブック、MOLESKINE(モレスキン)と、ミラノを拠点に世界の貧困地域での教育普及活動を行っている非営利団体lettera27(レッテラ・ヴェンティセッテ)による文化と創造の発展を目的とした世界巡回展「Detour Tokyo」が、表参道のMoMA Design Storeにて開催されています。
これまで、ロンドン(2006)、ニューヨーク(2007)、パリ(2008春)、ベルリン(2008秋)、イスタンブール(2009春)で開催されたDetour(デトゥア)展は、世界を舞台に活躍しているアーティスト・建築家・映画監督・デザイナー・イラストレーター・文筆家、音楽家が参加している文化性や創造性をテーマとしたプロジェクト。 MOLESKINE(モレスキン)をこよなく愛した紀行作家ブルース・チャトウィン、またシティーノートブックシリーズが好評な点など、モレスキンと「旅」というキーワードが切り離せないという影響もあり、この展示会は自然と世界を巡回することになったといいます。一部作品を写真でご紹介いたします。
参加している作家一覧
青木淳、新井惇一、伊東豊雄、伊藤節&伊藤志信、押井守、川崎和男、河瀬直美、喜多俊之、キタイシンイチロウ、隈研吾、佐藤オオキ、須藤玲子、妹島和世、西沢立衛、原研哉、服部一成、深澤直人、ホンマタカシ、松井えり菜、宮本英治、三宅信太郎、森俊子、横尾忠則、吉本直貴、ジョセッペ アマート、ロンアラッド、ジュリオ イアケッティ、ジョルジオ ヴィニア、マッシモ ヴィターリ、ハンス ウルリッヒ オブリスト、フェルナンド&ウンベルトカンパーナ、ロベルト カラッチョーロ & ルイジ ガッロ、マルティ ギセ、エミオ グレゴ & ピーターショルテン、スティーブン グアルナッチア、グエナエル ニコラ、カテリーナ ネッリ、ローレン ゲルベー、カリム サイド、アルドシビック、ジョヴァンニ ソッリマ、ヨープ ファンリースハウト、モレノ フェラーリ、イヴ ベアール、トード ボンチェ、キューンマルヴェッツィ、アントニオ マラス、ロス ラブグローブ、カリム ラシッド、ジュリア ローマン
また、期間中は東京都内5会場に設置される応募ボックスに、自身の創作したモレスキンを投函する企画、創作を愛する人なら誰でも参加できる「myDetour(マイ・デトゥア)」展も行われています。最優秀作品に選ばれた作者には、2010年に世界のいずれかの都市で開催されるモレスキン・イベントのオープニングレセプションに招待されるというもの。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?