左:会田誠 無題 1983 紙、木炭 65×50cm © AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery 右:作家ポートレイト Courtesy of Mizuma Art Gallery
6月18日から9月27日に天王洲・寺田倉庫G1ビルで開催される『ブルーピリオド』初の展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」。その特別企画として、現役アーティストたちの予備校生時代の作品を紹介する企画「あの人のブルーピリオド」が行われることが発表された。
出品作家は会田誠、小玉智輝、近藤聡乃、冨安由真、服部一成、水戸部七絵の6名(コーナー監修は美術史家の荒木慎也)。高校3年の夏休みに予備校での夏期講習で描いた木炭デッサンを初公開する会田をはじめ、 予備校の学内イベントのために描かれたマンガ「女子校生活のしおり」の原画(近藤)、高校3年生の秋に制作した《オイルサーディンの缶詰》の平面構成の展示(服部)など、若かりし日のアーティスト・クリエイターの模索のかたちが並ぶ。
また、現役予備校生など若者たちとのコラボレーションに力を入れるのも同展の特徴。プロジェクトのひとつである「ブルーアートコラボレーション」では、活躍する現役作家20名がマンガ内で主人公の八虎が挑戦した複数の課題をテーマとする新作を制作・展示。さらにこれらの作品群はアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」で販売される。
出品作家は、新井碧、⼤澤巴瑠、岡田佑里奈、清川漠、小西葵、仲衿香、長谷川彩織、やんツー(以上、前期)、大西茅布、工藤時生、鮫島ゆい、杉田万智、杉本憲相、杉山日向子、suma、永田優美、フカミエリ、松田ハル、山ノ内陽介、ユゥキユキ(以上、後期)。