展覧会キービジュアル © 山口つばさ/講談社/ブルーピリオド展製作委員会
美大受験とその後の学生生活を題材に、作ることの葛藤・喜びを描く人気アートマンガ『ブルーピリオド』。2017年の連載開始以来、表現する人たちの大きな共感を得てきた同作の世界が、展覧会というかたちで届けられることが発表された。
「ブルーピリオド展〜アートって、才能か?〜」では、現役の美大受験生や美大・芸大生の創造性が大々的にフィーチャーされている。作中の主要登場人物6名があしらわれた6種類のキービジュアルには、34名の美大受験予備校生によるデッサンや油彩画がコラージュして用いられている。展覧会では元になった34点の作品も公開される。
『ブルーピリオド』本編では、登場人物たちが描いたデッサンや作品が数多く登場するが、これらもアーティストや学生が描いたもの。それら、これまで登場してきた約50点も同展には登場する。主人公の八虎がアートの世界に足を踏み入れる転機となった森先輩の天使の絵や、受験会場でのアクシデントから生まれた自画像など、作中で強い印象を残した絵画の実物も見ることができる。
マンガを起点に、現在はアニメや舞台にも展開する『ブルーピリオド』の世界に触れたい。
ブルーピリオド展~アートって、才能か?~
会期:2022年6月18日~9月27日
会場:東京天王洲寺田倉庫G1ビル
入場料:一般2000円/高校生・大学生1400円/小学生・中学生900円(音声ガイドつき入場券はそれぞれ700円増)
※音声ガイドを含んだオンラインでの鑑賞チケット1500円もあり
https://blueperiod-ten.jp/