アートバーゼル香港2022の会場風景
アジア地域最大規模のアートフェアである「アートバーゼル香港」が来年3月23日から25日に開催することが発表された。参加ギャラリーは世界32の国と地域から選ばれた172軒。2022年の130軒から大幅に増加し、同フェアにとって過去最大の開催規模となる。
会場は香港コンベンション&エキシビションセンター。初出展となるギャラリーは、中国本土、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、ナイジェリア、南アフリカ、韓国、台湾、イギリス、アメリカより21軒を予定。日本からは、KOSAKU KANECHIKA、KOTARO NUKAGA、Takuro Someya Contemporary Art、Yutaka Kikutake Gallery、YOD Galleryが初出展する。
また、シドニーの「アートスペース」のエグゼクティブ・ディレクターであるアレクシィー・グラス・カントワーがキュレーションする大型作品が揃う「エンカウンターズ」、テーマに沿ったプレゼンテーション展示を展開する「キャビネット」も開催。香港でアートバーゼルが開催された2019年以来、はじめて全ての部門が登場する機会となる。アジアのアートシーンの方向性を示す場でもあるアートバーゼル香港の活況に期待したい。