世界的アーティストの個展、日本を代表する作家の個展、時代に呼応したテーマのグループ展などを年に3、4回開催する「水戸芸術館 現代美術ギャラリー」が、2025年のスケジュールを発表した。
ダイナミックな筆使いや力強い色彩など、エネルギーに満ちた絵画で知られる画家・近藤亜樹による個展。新作を中心に、絵画の力と「生きること」のつながりに迫る。
日比野克彦による個展。「ダンボールの日比野」黎明期から、子供を含む他者との協働、地域社会における芸術実践、館長/学長としての変革的プロジェクトまで、日比野による多岐にわたる活動を「手つき」をキーワードに検証する。
20世紀を代表する建築家・磯崎新の回顧展では、作品模型、スケッチ、インスタレーション、絵画、映像などの様々なメディアを通じ、彼の思考の軌跡を辿る。磯崎の建築の枠を超えた文化的・思想的活動を総体的に見ることができる。
立体、写真、映像等を自由に組み合わせて作品を制作するアーティスト飯川雄大が、情報の曖昧さや感覚の不完全さを新たな可能性ととらえ、鑑賞者を巻き込む新作インスタレーションを発表。