公開日:2023年8月17日

坂本龍一、テリー・ライリー、コーネリアスらの作品が共演。「AMBIENT KYOTO 2023」の開催が決定。

会期は10月6日〜12月24日。会場は京都中央信用金庫 旧厚生センター、京都新聞ビル地下1階、東本願寺・能舞台。

左から坂本龍一(Photo by Neo Sora ©︎ 2022 Kab Inc.)、「AMBIENT KYOTO 2023」キーヴィジュアル、テリー・ライリー(Photo by Masahiro Ikeda 横尾忠則氏のアートとともに @豊島横尾館)

昨年、ブライアン・イーノの大規模個展が大きな話題を呼んだ「AMBIENT KYOTO」。第2回目となる「AMBIENT KYOTO 2023」の開催が決定した。会期は10月6日〜12月24日。

出展作家は、コーネリアス、坂本龍一、高谷史郎、バッファロー・ドーター、山本精一昨年会場となった京都中央信用金庫 旧厚生センターに加え、新たに京都新聞ビル地下1階でも展示が行われる。

坂本龍一 Photo by Neo Sora ©︎ 2022 Kab Inc.
コーネリアス
バッファロー・ドーター

さらに今年は、パフォーマンスも開催。ミニマル・ミュージックの巨匠として知られるテリー・ライリーが10月13日、14日の2日間、東本願寺・能舞台でライヴを行う。

テリー・ライリー Photo by Masahiro Ikeda 横尾忠則氏のアートとともに @豊島横尾館
東本願寺・能舞台

展示のキー・ヴィジュアルはアレックス・ソマーズ。ソマーズはこれまで、アイスランド出身の世界的バンド・シガー・ロスのアルバム『Takk...』などのアートワークを手がけてきた。ロゴデザインを担当したのは、グラフィックデザイナーの田中せり

「AMBIENT KYOTO 2023」ロゴ

本展にあたって、実行委員会は以下のようにコメントしている。

アンビエントは、音だけを切り取って成り立つものではなく、その音楽が流れる風土・文化の一部となる音楽です。またアンビエントには、これからの人間が環境・地球とどう向かい合っていくべきか、その新たな価値観の提示も含まれています。 本展は、京都の風土・文化・人々と共に作り上げることを第一として開催します。
AMBIENT KYOTOは、長期に渡り京都と共に歩みを続けることによってのみ、本来の目的にかなうものです。長期的視野に立ち、展覧会を開催し続け、京都が「アンビエントの聖地」として国内のみならず国際的な評価・認知を得ることを目指します。

「AMBIENT KYOTO 2023」キーヴィジュアル

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