また、都市・建築学を専門とする五十嵐太郎氏が芸術監督を務めることから、今回は多数の建築家が出展するのも見所のひとつ。青木淳、石上純也、藤村龍至、藤森照信などの作品をはじめ、名古屋市内の名物モダニズム建築が特別公開される「オープンアーキテクチャー」など、建築ファンにはたまらないコンテンツが充実している。
古くから繊維街として栄えた長者町エリアでは、空きビルや壁面などを利用し、美術館を飛び出したまちなかの各所でアート作品に出会える。ザ・ウイロウズというグループで参加する奈良美智とその友人らでオーガナイズするカフェ&ギャラリー「コシバ食堂」にも人気が集まりそうだ。これからの約3ヶ月間、あいちの各所で巻き起こるアートイベントを目撃しよう。
■開催概要
名称:あいちトリエンナーレ 2013
会期:8月10日(土) 〜 10月27日(日)
会場:名古屋地区、岡崎地区
芸術監督:五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科教授/都市・建築学)
公式ウェブサイト