撮影:石川幸史 提供:金沢21世紀美術館
石川の金沢21世紀美術館が、大規模改修のため、2027年5月から翌年3月までを目処に休館することがわかった。
2024年1月1日に発生した能登半島地震により、展示室の天井ガラス板が一部落下するなどの被害を受けた金沢21世紀美術館。一時休館を経て同年6月に全面再開し、今後、大規模改修作業を予定していることが明らかになっていた。
2027年度に予定されている大規模改修は、老朽化や地震による被害の復旧のため。建物の修繕、空調や電気設備の更新などを行う。
2004年に開館した金沢21世紀美術館は、2023年度には197万を超える来館者を記録。昨年で開館20周年を迎えた。妹島和世+西沢立衛 / SANAAの設計による円形の建築や、レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》などの常設展も人気を博し、観光スポットとしても国内外から多くの来場者を集めている。