公開日:2024年7月17日

小山登美夫さんが選ぶ極私的「20年間のベスト展覧会」。2004〜24年のなかで記憶に残る展覧会は?【Tokyo Art Beat 20周年特集】

Tokyo Art Beat設立20周年を記念する特集シリーズ。小山登美夫さん(小山登美夫ギャラリー代表)が選ぶ3展は?

小山登美夫 撮影:名和真紀子

2024年、Tokyo Art Beatは設立20周年を迎えます。この記念すべき年と、これまで/これからのアートシーンを祝福すべく、ユーザーの皆さんから「ベスト展覧会」を募るアワード企画とオンラインイベント、そして特集記事が進行中。

シリーズ「20年間のベスト展覧会」では、アートやカルチャーシーンで活躍する方々にTABがスタートした2004年から24年6月までに開幕した展覧会のなかで、記憶に残るものを1〜3点教えてもらいます。極私的な思い出から、現在の仕事につながる経験まで……展覧会にまつわるエピソードとともにお届けします。【Tokyo Art Beat】

*特集「TABの20年、アートシーンの20年」ほかの記事はこちらから

「エッセンシャル・ペインティング」(国立国際美術館、大阪、2006)

本当に実際の同時代のペインティングの潮流を掴んだ日本での初めての展覧会と言っていいと思います。ビビッドな時代性が見えてよかったです。

「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」(原美術館、東京、2015)

トォンブリーのドローイングの仕事ですが、とても生々しい、作品の数々が見れて素晴らしかったです。

「フランシス・アリス」(東京都現代美術館、2013)

フランシス・アリスの展覧会が日本で見れてとても感動したのを覚えています。


*「Tokyo Art Beat」20周年を記念するアワード企画と特集を実施! ユーザーみんなで20年間の「ベスト展覧会」を選ぼう。

詳細は以下をご覧ください。読者の皆さんの推薦(終了)・投票(7月半ば開始)をお待ちしています!

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小山登美夫

小山登美夫

1963年東京生まれ、1987年東京芸術大学芸術学科卒業。西村画廊勤務、白石コンテンポラリーアートでの勤務を経て、1996年、小山登美夫ギャラリーを開廊(2016年ギャラリーは六本木に移動)。2018年まで明治大学国際日本学部特任准教授。著書に『現代アートビジネス』(アスキー新書)、『この絵、いくら?』(講談社)、『何もしないプロデュース術』(東洋経済新報社)、『見た,訊いた、買った古美術』(新潮社)など。日本現代美術商協会(CADAN)代表理事。 撮影:名和真紀子