荒木優光 サウンドトラックフォーミッドナイト屯 2021 コンサートピース 撮影:井上嘉和 画像提供:KYOTO EXPERIMENT
武蔵野美術大学が運営する、東京・東神田のgallery αMの2022年度展覧会予定が発表された。毎回外部キュレーターを招き、通年テーマで展覧会を行う同ギャラリー。今年は豊田市美術館学芸員の千葉真智子を招聘し「判断の尺度」をテーマに5つの展覧会を開催する。
千葉によるステートメントによれば、今年のテーマは作品を制作するうえでの「尺度」。平等であるために人々や社会が正しさを求めるときに生じる様々な問題。たとえば小さな個別の差異を見えなくさせたり、平等を「同じであること」と誤解して個々の評価や判断を手放さなければいけなくなる可能性。そういった、正しさをときに雑駁に定義してしまう尺度そのものについて批評的に考察し、判断自体を創造的につくっていくことを、美術における造形を通して考えていくという。
参加作家は5組。髙柳恵里は2022年4月16日〜6月10日、加藤巧は6月18日~8月6日、荒木優光は8月27日~10月15日、大木裕之は 10月29日~12月17日・23日、高嶋晋一+中川周は2023年1月14日~3月11日の会期で、それぞれ展覧会を行う。
4月16日から始まる第一弾企画「髙柳恵里|比較、区別、類似点」は、詳細がギャラリーホームページで公開されている。ぜひチェックを。
αMプロジェクト2022 判断の尺度
会期:髙柳恵里 2022年4月16日〜6月10日/加藤巧 2022年6月18日~8月6日/荒木優光 2022年8月27日~10月15日/大木裕之 2022年10月29日~12月17日・23日/高嶋晋一+中川周 2023年1月14日~3月11日
会場:gallery αM ギャラリーアルファエム
開館時間:12:30~19:00
休館日:日月祝
主催:武蔵野美術大学 運営:武蔵野美術大学αMプロジェクト運営委員会
https://gallery-alpham.com