ウクライナを拠点とする音楽レーベル「Standard Deviation」と「Mystictrax」が共同でコンピレーションアルバム『РАЗОМ ЗА УКРАЇНУ / TOGETHER FOR UKRAINE』を3月4日にリリースした。
本作のアートワークを、ドイツ出身のアーティスト、ヴォルフガング・ティルマンスが手がけている。
65人以上のアーティストが参加する本作は、ストリーミングとダウンロードが可能なデジタルアルバムで、こちらのサイトから購入できる。利益はすべて、ウクライナの人々を支援するために4つの団体に寄付される予定。対象は、 ウクライナの兵士たちを支援する「リターン・アライブ(Return Alive)」基金、ウクライナ国立銀行の人道支援募金、LGBTQIA+の兵士や人々のための「ウクライナ・プライド(Ukraine Pride)」基金、戦争で被害を受けた子供たちを支援する「Голос Дітей」基金。
「ウクライナの音楽と文化のコミュニティは、ロシア政府の衝撃的な犯罪に打ちのめされています。私たちは何よりも祖国の平和を願い、ウクライナの人々を支援するために全力を尽くします。いまもっとも重要なことは、国を守るために勇敢に行動するウクライナ人、そして故郷を離れなければならない人々のために資金を集めることです。そこで、Standard Deviationは、Lostlojicが運営するウクライナのレーベル、Mystictraxと手を組み、重要なリリースを行うことにしました。『РАЗОМ ЗА УКРАЇНУ / TOGETHER FOR UKRAINE』は、65人のウクライナ人と国外のアーティストによるコンピレーションです」(主宰者のステートメントより)。