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画像: 飯田昭二 「Half and Half」(1967/2005) Photography 58.5x58.5x63.2cm

飯田昭二 「『幻触』の先にあるもの」

鎌倉画廊
終了しました

アーティスト

飯田昭二
飯田昭二は1927年に静岡に生まれ、中国奉天の工業学校を卒業後に帰国し独学で絵を描き始めました。その後、さまざまな美術家たちと交流をしながら、前衛的な作家たちの舞台となった読売アンデパンダン展に出品(1954年-58年)、また美術評論家の石子順造との出会いを通して活動の幅を広げ、非タブロー主義へと移行していきます。飯田は、「『幻触』(の活動初期)の時には"見る"行為によって"騙される"という体験を作品で提示したが、ものが"在る"ことや絵に"成る"こと、物質という意味でなく何某かの"もの"と"もの"との出会いについてもう一度考えようとした」という思いや「絵具で塗りこめられる西洋の支持体と異なり、"紙"という物質が"絵"になるとき、その成り方・関係性に紙の別の"現れ"が生じ、それを絵という。紙は紙であり続け、"そこはかとなく"ある」という視点の元、、根源的でありながら新たな視線を向けた試みを繰り返し、「幻触」以降の作品群を生み出しました。飯田昭二の名を知らしめたトリッキーな作品や日本現代美術発展の軌跡を垣間見るコンセプチュアルアート、そして自然や物質に対する飯田独自の根源的な感性と視点が反映された作品群、あわせて20数点を一堂に集め、「幻触」を経て、その先で作家が求めてきたものまで活動の一端を辿りながらご覧頂く機会となります。

スケジュール

2014年7月12日(土)〜2014年8月10日(日)

開館情報

時間
11:0018:00
冬季は17:00まで
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場鎌倉画廊
http://www.kamakura.gallery/
住所〒248-0031 神奈川県鎌倉市鎌倉山4-1-11
アクセスJR鎌倉駅東口より京浜急行バス「鎌倉山」下車徒歩1分、湘南モノレール西鎌倉駅より徒歩15分
電話番号0467-32-1499
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