オンゼ「HUMANIZED －顔、体、街－」

イタリア文化会館東京

終了しました

アーティスト

オンゼ

ステファノ・チェントンゼ（画家名オンゼ）は20余年のキャリアをもち、イラストレーターとして注目されているアーティストです。インダストリアルアートが求める手法とポスターや広告がもつ強烈なインパクトで古典的な手法を厳密に取り入れ、融合しています。その結果、破壊的で直截的な様式とテクニックとの融合を可能とする現代的なスタイルとなっています。本展では、2007年から今日までのオンゼの作品が出展されます。

今回のテーマは顔、体、街とし、現代の人間性と社会問題に関して語りたいという強い意志のもと、現代における現実と芸術との関係を密接に表現しています。本展で紹介される４０点以上におよぶ作品は、出版用イラスト（ビデオ映像での紹介）、想像上のシネマシティのためのポスター（ナノ、デ・セータやチェッセロンのような偉大なイラストレータたちの映画ポスターに魅了されているオンゼは、画像とタイトルを組み合わせることで、観るひと自身が「別の映画を創造」できるようにしてくれる）の構想まで、オンゼの広範な活動の軌跡を示しています。なお、会場内で上映されるビデオはアレッサンドロ・パラッツォと、デンマーク人アーティスト、フレミング・ボーゲンによるものです。

スケジュール

2009年7月18日(土)〜2009年8月1日(土)