国立アイヌ民族博物館

[画像: 「(公財)アイヌ民族文化財団提供」]

国立アイヌ民族博物館は、アイヌ語で「アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル」(私たちが共有するアイヌの宝物が入った建物)といいます。この博物館は、日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、国内外にアイヌの歴史・文化等に関する正しい認識と理解を促進するとともに、新しいアイヌ文化の創造及び発展に寄与するために設立されました。博物館も含むウポポイ(民族共生象徴空間)では、アイヌ語が第一言語となります。

博物館の常設展示となる基本展示室は、「私たち」というアイヌ民族の視点で、「私たちのことば」、「私たちの世界」、「私たちのくらし」、「私たちの歴史」、「私たちのしごと」、「私たちの交流」の6テーマで構成され、アイヌ民族が過去に使っていたあるいは現在でも使っている生活用具をはじめ、アイヌの歴史や文化に関する資料やアイヌ民族と交流がある諸民族に関連する資料など幅広く紹介しています。また、体験を通じてアイヌ文化に触れることができる「探究展示 テンパテンパ」もあり、大人も子どもも楽しめます。基本展示室に隣接する特別展示室では、テーマを絞り期間限定で実施する特別展示やテーマ展示を開催します。

展示資料は、民族資料を中心に、歴史資料、文書資料、考古資料、絵画資料、現代の美術・工芸作品、写真・動画等の映像資料、音声資料、図書資料などと多岐にわたり、必要に応じて複製品や模型も活用しています。基本展示室では、約800点(2021年12月時点)を展示し、定期的に展示替えを行っています。収蔵資料は約1万点です。
施設

Shop

Parking

Cafe

Library

Disabled access

ホームページhttps://nam.go.jp/
コレクション収蔵資料データベース https://archives.nam.go.jp/DB/
開館時間
9:0018:00
冬季は17:00まで
その他の土日祝および夏季は20:00まで※変動あり
※最新情報は公式ウェブサイトへ。
月曜休館
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1200円、高校生 600円、中学生以下・障害者手帳提示者と付き添い1名 無料(ウポポイ入場料に含まれます。)※特別展など、観覧料が別途かかる場合があります。
住所

住所: 〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2-3-1

電話0144-82-3914

JR室蘭本線白老駅北口より徒歩10分