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「横尾龍彦 瞑想の彼方」

北九州市立美術館
終了しました

アーティスト

横尾龍彦
横尾龍彦(1928-2015)は、日本とドイツを拠点とし、瞑想を通じて内奥から沸き上がるイメージを作品化し続けた画家です。

1928(昭和3)年、福岡市に生まれ、現在の北九州市若松区で少年時代を過ごした横尾は、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科で学んだのち、中学校の美術教師を務めながら北九州で制作活動を開始しました。1965(昭和40)年に初めて渡欧し、1年弱の滞在中、スイスのジュネーヴで個展を開催しています。帰国後は、聖書や神話を題材とした幻想的な作風が注目を集め、国内だけでなくスイスやアメリカ、ドイツ、オーストリアなど、欧米各地で作品を発表しました。

1978(昭和53)年からルドルフ・シュタイナー研究会に参加するとともに、鎌倉の三雲禅堂で禅の修行を始め、西洋の神秘主義と東洋の禅思想の融合を試みるようになります。1980(昭和55)年にドイツに渡ると、やがて書に通じる力強い筆線や激しい飛沫を特徴とする抽象画へと画風を大きく変化させます。1993(平成5)年には埼玉県秩父市にアトリエを構え、日本とドイツを往復する活動を晩年まで続けました。

本展は、1960年代のシュルレアリスム風の作品から後期の抽象画に至る絵画作品に加え、公開制作の記録映像や聖像彫刻などを展示し、横尾の全経歴を辿ります。

スケジュール

2022年12月17日(土)〜2023年1月22日(日)

開館情報

時間
9:3017:30
休館日
月曜日
12月29日から1月3日・1月10日は休館
1月9日は開館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 600円
展覧会URLhttps://kmma.jp/exhibition/横尾龍彦-瞑想の彼方yokoo-tatsuhiko-beyond-the-realm-of-meditation/
会場北九州市立美術館
https://kmma.jp/
住所〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
アクセスJR鹿児島本線戸畑駅南口より西鉄バス「北九州市立美術館」下車、JR鹿児島本線・日豊本線小倉駅小倉城口(南口)より西鉄バス「北九州市立美術館」下車
電話番号093-882-7777
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