「鹿児島市立美術館開館70周年記念 松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」

鹿児島市立美術館
11月10日終了

アーティスト

草間彌生
世界的前衛芸術家・草間彌生(1929~)の版画の世界をご紹介する展覧会です。
草間彌生は1993年第45回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、日本を代表する作家として世界の舞台へと立ちますが、その前段で積極的に版画制作に取り組んだことも、現在の評価につながる大きな原動力となりました。

草間彌生は1979年に版画作品を初めて発表します。そこには米国から帰国後の死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現されています。それまでの抽象的な表現に加え、具体的なモチーフが色彩豊かに表現されています。南瓜、ドレス、葡萄、花や蝶など日常的なモチーフが網目や水玉で構成され、明瞭な色彩をまといます。網目や水玉の増殖が創作活動の根幹にあった草間と、複製芸術である版画は必然的に出合ったと言っても過言ではないでしょう。

近年は、富士山を主題に浮世絵の木版画の技法を用いた連作や、モノクロームの大型シルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズなど、特徴的な作品を発表しています。
本展覧会では、世界最大の草間コレクションを誇る草間彌生の故郷・長野県松本市にある松本市美術館が所蔵する340点にも及ぶ版画作品から厳選した作品に作家蔵の作品を加え、草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観します。

スケジュール

開催中

2024年9月27日(金)〜2024年11月10日(日)あと25日

開館情報

時間
9:3018:00
休館日
月曜日
10月14日、11月4日は開館
10月15日が休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 600円
展覧会URLhttps://yayoikusamahanga.exhibit.jp/
会場鹿児島市立美術館
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/index.html
住所〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36
アクセスJR鹿児島中央駅東口よりカゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車徒歩1分、JR鹿児島中央駅東口より鹿児島交通バス(「鹿児島駅前」行き)「金生町」下車徒歩5分、JR鹿児島中央駅より市電(2系統)「朝日通」下車徒歩5分
電話番号099-224-3400
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