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[画像: Self portrait by Birdhead]

「Welcome to Birdhead World Again, Kyoto 2024」

誉田屋源兵衛
終了しました

アーティスト

バードヘッド
趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築など京都ならではのロケーションを舞台に、国内外から選び抜かれた写真が街全体を彩るKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭。シャネル・ネクサス・ホールは、2013年のスタート時からこの写真祭に参加し、毎年シャネル・ネクサス・ホールの展覧会を巡回してきました。

2024年シャネル・ネクサス・ホールは20周年を迎えるにあたり、KYOTOGRAPHIEと新たな取り組みを展開。飛躍的な躍進を続けながら、これまで紹介される機会が少なかったアジアにおける新しい表現にフォーカスしていきます。その第一弾として、シャネルのグローバル・アドバイザーでUCCA北京のディレクター、フィリップ ティナリをキュレーターに迎え、上海で結成されたソン タオ(宋涛)とジ ウェイユィ(季炜煜)の2人によるアートユニット、Birdhead(バードヘッド/鳥頭)を紹介します。

Birdheadは、中国の経済と社会が世界に門戸を開こうとしていた時期に、彼らの故郷である上海の都市変容を記録したクロニクルで一躍注目を集めました。20年に及ぶ活動を通じ、自分たちを取り巻く世界に声を上げ、称賛し、また批評するために写真の技術や物語性の限界に挑戦し続けています。近年は、KYOTOGRAPHIE 2024のテーマにも共鳴する、写真というメディウムの「源」、とりわけ光と時間の関係に立ち返って創作を行っています。伝統的な写真技法やその実践の限界を試すことで、表現と抽象の微妙なバランスを追求しています。

Birdhead初の京都での展覧会となる本展は、280年の歴史をもつ帯問屋・誉田屋源兵衛の建築的特徴や歴史的背景を活かした2部構成となります。明治期から大正期にかけて建てられた竹院の間では、彼らの代名詞ともいえる作品で、昨年京都と東京で撮影された124点のイメージからなる《マトリックス》の新作を展示。加えて、入念に組み合わされた写真画像を木材に直接シルクスクリーン印刷し特殊なラッカー技術で定着させた、《Bigger Photo》シリーズの最近の作品6点も展示されます。

現代建築が融合する黒蔵では、写真の神秘的な力を崇める空想の宗教「Phototheism」 という彼らの冷笑的な概念を提示します。この“宗教”とその信条「We Will Shoot You(我らは汝を撮影す)」を根底として、コラージュ画像、インスタレーションが暗い空間に鎮座し、原始的な崇拝を想起させます。本展では、写真界のみならず、中国、ひいては世界の現代アートに存在感を放ってきたBirdheadの独特な世界を紹介します。

スケジュール

2024年4月13日(土)〜2024年5月12日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
木曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://nexushall.chanel.com/program/2024/kyotographie2024/
会場誉田屋源兵衛
https://kondayagenbei.jp/
住所〒604-8165 京都府京都市中京区烏帽子屋町487
アクセス地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅6番出口より徒歩6分
電話番号075-231-4700
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