「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」

横須賀美術館
12月22日終了
12~13世紀の三浦半島で大きな力をもった武士・三浦一族。鎌倉幕府成立前後の彼らの地位を象徴するように、横須賀・三浦半島には一族ゆかりの寺が多くつくられ、当時一流の仏師の手による仏像が安置されました。 うち6躯が国指定重要文化財です。

三浦一族の一人、和田義盛(わだ よしもり 1147~1213)の依頼で仏師・ 運慶(うんけい ?~1223)が制作した阿弥陀三尊像、不動明王像・毘沙門天像(すべて横須賀市芦名、浄楽寺蔵)は、まさにその典型です。

本展では、この運慶作の五つの仏像を中心に、義盛の所持と伝わる薬師如来像(三浦市初声和田、天養院蔵)、三浦半島の宗教的先進性を伝える南宋からの舶来仏で、滝見観音の名で親しまれてきた観音菩薩坐像(横須賀市大矢部、清雲寺蔵)を含め、東国武士の祈りを受けとめた全9躯の貴重な仏像をご紹介します。

なお、本展は「運慶と鎌倉」をテーマに、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館とともに開催する連携展示のひとつです。鎌倉幕府と三浦一族、そして運慶が結びつくことによって生まれた、この地域における中世仏教文化の至宝を、館ごとに異なるテーマによって、ご覧いただきます。

スケジュール

開催中

2024年10月26日(土)〜2024年12月22日(日)あと29日

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
11月5日、12月2日は休館
入場料一般 1000円、大学生・高校生・65歳以上 800円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2024/20241026-864.html
会場横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/
住所〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1
アクセス京急本線馬堀海岸駅より京急バス「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」下車徒歩2分、京急本線浦賀駅より京急バス「観音崎」下車徒歩5分、JR横須賀駅より京急バス35分「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」下車徒歩2分
電話番号046-822-4000
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