柴田敏雄《徳島県三好市 2024年》 Miyoshi City, Tokushima Prefecture 2024 ©Toshio Shibata

柴田敏雄 「Geometrical Drawing」

POETIC SCAPE
12月28日終了

アーティスト

柴田敏雄
2024年10月26日から12月28日まで、POETIC SCAPEでは二度目となる柴田敏雄の個展「Geometrical Drawing」を開催します。また本展示にてArt Week Tokyo 2024に参加いたします。
昨年POETIC SCAPEで開催した展覧会「DAY FOR NIGHT」では、柴田がベルギー留学から帰国後、1980年から1988年にかけて撮影したモノクロームの作品を紹介しました。夜の写真からスタートし、今後の作品の方向性を模索しつつ昼の写真にも取り組み始めていた時期、たまたま出会ったダム建設地に続く道路脇のコンクリートの塊を被写体として撮影したことをきっかけに、ダムや擁壁、橋などの構造物を撮影するようになっていきます。

1986年、柴田はこれらの作品を、当時日本橋にあったZEIT-FOTO SALONでの個展「Geo-Metry-Graphy」で発表します。「Geo-Metry-Graphy」とは、Geography(地理)とGeometry(幾何学)にPhotography(写真)を掛け合わせた柴田の造語です。今回の個展で展示する作品は、特に幾何学的な(Geometrical)構図を持つ作品が多いので、この1986年の展覧会のことを思い出したと柴田は言います。

ZEIT-FOTO SALON での展覧会案内で柴田は「今回の展示では昼間の部分で、夜の場合と異なり、暗闇が不要な部分をうまく隠してくれません。くっきりと現れた不愛想な風景に骨格をあたえることで、想像力をあたえたつもりです。」と書いています。

「画面上に骨格、基礎となる構造を持たせることを常に念頭に置き、中立的な視点で形や対象を見る事を心がけて風景(Landscape)の撮影を始めました。それは、ある景色の紹介や説明、また Vista Pointからの写真ではなく、目の前の任意の風景からあるSceneを自分のやり方で切り出す作業でした。モノクロ写真からカラー写真へと手法が変わった後も、この基本的な考え方はずっと続いています。」(本展に寄せて:柴田)

本展では、ほぼ全て新作となるカラー作品約20点を展示します。

スケジュール

開催中

2024年10月26日(土)〜2024年12月28日(土)あと34日

開館情報

時間
13:0018:00
休館日
月曜日、火曜日、日曜日

オープニングパーティー 2024年10月26日(土) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場POETIC SCAPE
http://www.poetic-scape.com/
住所〒153-0061 東京都目黒区中目黒4-4-10 1F
アクセス東京メトロ日比谷線・東急東横線中目黒駅東口より徒歩11分、JR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩20分
電話番号03-6479-6927
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません