「The Peacock Room」

FARO WORKPLACE
11月1日開始

アーティスト

手塚愛子、ベルント・フリーベリ、井上揚平(鎌倉緑青)
ドイツと日本を往来しながら制作を続ける手塚愛子の、孔雀の絵柄が織り込まれた織物が解かれた作品からイメージを広げ、 東洋の陶磁器に影響を受けたベルント・フリーベリの器に、西洋技術を学んだ後に日本の山野草を扱うフローリストとして 活動する井上揚平が花を挿す、「The Peacock Room」展を開催致します。

展覧会タイトルの由縁となる実在の「The Peacock Room」は、1877年にロンドンの海運王の依頼で設計され、ジェーム ズ・マクニール・ホイッスラーによって改装されたダイニングルームです。この部屋は、着物姿の女性の肖像画や孔雀の絵が 壁面を飾り、当時の東洋趣味を反映してつくられました。さまざまなドラマを経て、現在はワシントンD.C.のスミソニアン協 会・フリーア美術館に移築展示され、多くの来訪者が訪れています。

また、部屋の名前にもなったPeacock(孔雀)は、東南アジアからアフリカに生息し、東洋では幸運や繁栄を象徴する神聖な 生き物として愛されてきました。西洋でも古代から女神の使いや虚栄心の象徴として描かれ、キリスト教の図像にも登場しま す。孔雀の美しさは異なる文化間で象徴として表現され、多様な解釈を生み出してきました。それにより、他国への尊重が促 され相互理解も深まってきたと言えるでしょう。

文化や技術の出会い、交流を通じた対話から生まれる調和。faroWORKPLACEバージョンの思索を深める小さな空間「The Peacock Room」にぜひお越しください。

スケジュール

2024年11月1日(金)〜2024年12月7日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
日曜日、月曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://faroworkplace.art/exhibition/983/
会場FARO WORKPLACE
https://faroworkplace.art/
住所〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-15-17 FARO中目黒1F
アクセス東急田園都市線池尻大橋駅東口より徒歩10分、東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅西口より徒歩15分
電話番号03-6403-5636
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