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「MANGAのはじまり−有楽社と『東京パック』」

便利堂コロタイプギャラリー
終了しました
便利堂コロタイプギャラリーでは、便利堂創業者が東京でおこしたユニークな出版社「有楽社」と、同社が刊行した漫画の嚆矢であり、「パック」という言葉が、明治期の日本においてマンガの代名詞となるほど人気を博していた漫画雑誌「東京パック」とその関係資料を展示します。

便利堂は明治期に創業し、世界でも希少となったコロタイプを継承、発展させてきた会社ですが、長い歴史の中で、さまざまな表情を持っております。
創業者である中村弥次郎(有楽)は明治20年、14歳で便利堂を創業したのち、兄弟に経営を譲り、明治36年に東京で出版社「有楽社」を創立しました。最初の職業漫画家と言われる北沢楽天を迎えて出版した「東京パック」は日本初の全ページ石販多色刷の大判カラー漫画雑誌でした。本展では当時の世相を反映した明治38年の創刊から明治45年までの全227冊の表紙を一堂にご覧いただけます。

また集英社マンガアートヘリテージとして、集英社ではマンガを受け継がれていくべきアートととらえ、この文化遺産を保存継承されていくプロジェクトに取り組まれております。

そのなかのひとつに「The Millenniumシリーズ」があります。千年先にマンガを伝える手段のひとつに選ばれたのが、1世紀以上にわたり文化財複製に用いられてきた便利堂のコロタイプです。その中から、久保帯人「BLEACH」より2022年に制作しました「黒衣少年図」を集英社ご協力のもと初の展示を行います。
MANGAのはじまりと未来への継承をぜひご覧ください!

スケジュール

2023年11月27日(月)〜2024年3月23日(土)

開館情報

時間
10:0017:00
12:00〜13:00は休廊
休館日
日曜日、祝日
年末年始は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.benrido.co.jp/archives/5752
会場便利堂コロタイプギャラリー
https://www.benrido.co.jp/
住所〒604-0093 京都府京都市中京区弁財天町302
アクセス地下鉄烏丸線丸太町駅4番出口より徒歩7分
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