「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」

根津美術館
10月20日終了予約優先制

アーティスト

鈴木其一
古今和歌集』において、四季のうち春と秋の歌は、夏と冬の歌より数で大きく上回ることにも示されるように、日本では古来、春と秋が好まれました。春と秋に対する偏愛は、季節が離れた桜と紅葉を取り合わせる作品をはじめ、美術の世界でも見出されます。

そうした伝統を受け継ぎながら、江戸時代の美術には、春ではなく夏と秋の組み合わせも目立ってきます。その背景に、夏の風情を好ましく思う感性があるのは間違いありません。旺盛な夏と衰えゆく秋を連続して描くことは、季節の推移をくっきりと切り取るのにも寄与したはずです。

本展は、江戸琳派の異才・鈴木其一と、琳派の祖である俵屋宗達に始まる工房の優品を中心に据え、美術作品によって初夏から晩秋まで移ろう季節の情趣をお楽しみいただきながら、そこにうかがわれる美意識の諸相に迫るものです。

スケジュール

開催中

2024年9月14日(土)〜2024年10月20日(日)あと30日

予約優先制

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
9月16日・23日、10月14日は開館
9月17日・24日、10月15日は休館
入場料[オンライン日時指定予約] 一般 1300円、学生 1000円、中学生以下 無料
[当日券] 一般 1400円、学生 1100円、中学生以下 無料
会場根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/
住所〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-3400-2536
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