「令和6年度第4期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 ろうけつ染の世界 新収蔵作品を交えて」

横須賀美術館
5月11日終了

アーティスト

谷内六郎
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。

令和6年度第4期は「ろうけつ染の世界 新収蔵作品を交えて」と題して、ろうけつ染によってつくられた表紙絵原画を展示します。また、昨年度に谷内六郎のご遺族よりご寄贈いただいた、ろうけつ染のハンカチや帯、風呂敷などを併せて紹介します。これらの寄贈作品は、谷内が『週刊新潮』表紙絵を手がける以前から1950年代終わりにかけて、兄・四郎が中心となって経営していた染色工房「らくだ工房」でつくられたものです。ろうけつ染は、溶かした蝋を防染剤として布に塗り、布を染料で染めた後に蝋を洗い流すと、蝋を塗った部分が白く染め抜かれて模様となる技法です。蝋の厚みによって染まる色の濃さに違いが生まれ、固まった蝋にひびを入れると、ひびの部分に染料が入り複雑な模様ができます。そのような技を駆使して、谷内らしい絵柄が表現された作品を、ぜひお楽しみください。

スケジュール

開催中

2025年3月1日(土)〜2025年5月11日(日)あと47日

開館情報

時間
10:00 〜 18:00
休館日
3月3日・4月7日は休館
入場料一般 380円、高校生・大学生・65歳以上 280円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2025/20250301-896.html
会場横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/
住所〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1
アクセス京急本線馬堀海岸駅より京急バス「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」下車徒歩2分、京急本線浦賀駅より京急バス「観音崎」下車徒歩5分、JR横須賀駅より京急バス35分「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」下車徒歩2分
電話番号046-822-4000
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