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「Stilllive Studies 2025:Interdisciplinary Performance」

The 5th Floor(花園アレイ)
終了しました

アーティスト

小林勇輝
パフォーマンスプラットフォームStilllive(スティルライブ)は、パフォーマンスの理論的・実践的な考察、身体の諸問題をめぐる知識生産に取り組む「Stilllive Studies 2025:Interdisciplinary Performance(学際的パフォーマンス)」を開催します。2023年、Stillliveは初回となる2019年から培ってきた領域横断的な協働の経験を基に、パフォーマンスに関する学びの場を開く「Stilllive Studies」を開催しました。会期中には、複数のアーティストが各自の経験をもとに、都市、政治、ジェンダー、コミュニティなどの課題を参加者とともに深掘りするプログラムを合計16回開催しました。今回のスタディーズ・プログラムでは、これまで芸術のみならず、武術、ゲーム、歴史、料理など様々な分野の知識や手法をリサーチし、多面的な活動を展開してきたアーティストを招き、トーク、ワークショップを含む体験型プログラムによってパフォーマンスの学際的な可能性を探っていきます。
* 今後、StillliveとThe 5th Floorの継続的なコラボレーションを予定しております。

・#0 小林勇輝 海外レジデンス報告会
日時: 2月8日(土)15:00〜16:30
参加費: 無料(要予約、定員10人)
聞き手: 権祥海(東京都現代美術館)
アーティストの小林勇輝は、2019年11月より京都にて詠春拳の鍛錬を始め、2024年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)ビジュアルアーツ部門の個人フェローシップを受賞し「詠春拳」の鍛錬・リサーチのため香港、中国本土へ6ヶ月間の滞在を経験した。その過程では、女性であった詠春拳創始者の思想を再解釈し、現代の男性中心的な武術における性別、力、身体性の枠をクィアリング(queering)する視座を見出した。詠春拳の発展と密接に関係する東アジアにおける戦争と植民地支配の歴史、髪型や服装における伝統様式、そして現代社会における戦いや自己防衛を学ぶことの意味を、身体を媒介とするパフォーマンス・アーティストとして模索してきた。今回の報告会では、2024年の香港での活動、そしてニューヨークのウォーターミル・センター(The Watermill Center)レジデンスでの作品制作について小林自身の実演を交えて共有する。

・#1 小林勇輝 詠春拳ワークショップ
日時: 2月8日(土)17:00〜19:00
会場: The 5th Floor
参加費: 1000円(要予約、現地での現金払い、定員15人)
2024年、香港でのリサーチ活動中に、滞在先であった「袁炎強詠春國術曾」、1967年香港に初めて設立された「詠春體育会」の両団体より詠春拳師傅の認定をいただき、武術家としても活動の幅を広げることとなりました。今回のワークショップでは、これまで学んだ詠春拳の概念や代表的な手形、基礎となる「小念頭」と「黐手」をもとに、参加者同士で身体的な相互関係を試す場を設け、パフォーマンス・アートとの共通点を見出します。

スケジュール

2025年2月8日(土)

開館情報

時間
海外レジデンス報告会 15:00〜16:30
詠春拳ワークショップ 17:00〜19:00
入場料海外レジデンス報告会 無料、ワークショップ 1000円
展覧会URLhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScEDB0sQfEkG9vpHpTZ7mtim3k1a3y9ZlMJX7D1AEmd6of9SA/viewform
会場The 5th Floor(花園アレイ)
https://the5thfloor.org/
住所〒110-0008 東京都台東区池之端3-3-9 花園アレイ 5F
アクセス東京メトロ千代田線根津駅2番出口より徒歩3分、京成本線京成上野駅池の端口より徒歩10分、JR上野駅山下口より徒歩11分
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